クリスマスパーティーシーズンはクラミジア感染に警戒を(英国)

 英国王立薬剤師会(RPSGB)は15日、クリスマスパーティーシーズンがピークを迎える今、はめを外してアルコールの勢いで無防備なセックスを行い、クラミジアに感染することがないよう、注意を呼びかけるキャンペーンを開始しています。(プレスリリースのタイトルも意味深ですし、内容も実にストレートです。)

THE SECRET DANGERS OF A FESTIVE FLING
(the Royal Pharmaceutical Society of Great Britain 2009.12.15)
 http://www.rpsgb.org/pdfs/pr091215.pdf

 RPSGBによれば、クリスマスパーティでは普段の3倍のアルコールを飲むために、12人に1人がキスをし、5人に1人が大胆な行動?に出るため、この時期クラミジアの感染と緊急避妊がピークとなると予測しているそうです。

 RPSGBでは、若者のクラミジア感染の現状などを示した上で、地域薬局で行われているクラミジア無料検査サービスをもっと活用するよう呼びかけています。

 啓発用に作られた、15日リリースのキャンペーンビデオもちょっと日本では考えられない大胆な内容です。TVでも放映するのでしょうか。

    http://www.rpsgb.org/videos/chlamydia.wmv

 かねてより、sexual health についての取り組みをおこなっているRPSGBなので、英国国民にとっては違和感はないでしょうが、地域薬局を若者にとって身近な存在とするものとして間違いなく効果があるでしょう。


2009年12月15日 23:15 投稿

コメントが1つあります

  1. アポネット 小嶋

    You Tube にもアップされています。

    The Secret Dangers Of A Festive Fling
     http://www.youtube.com/watch?v=wQnBF81ZBHM

    さらに撮影にまつわる話もビデオとなっています。

    The Secret Dangers Of A Festive Fling (Behind The Scenes)
     http://www.youtube.com/watch?v=xMP9BTPqRt8

    薬剤師会がキャンペーンをこういった形でアピールするのも興味深いですね。

    日本でも「第一類はこういうふうに販売しています」といったビデオを作って、Youtubeにアップしたらどうでしょう。