アルマール錠とアマリール錠との取り違えの問題は、たびたびの注意喚起に関わらず事例が後を絶たないため、大日本製薬がついに決断をしたそうです。
アルマールとアマリールの販売名類似による取り違え防止について
(2012年1月 大日本住友製薬株式会社)
http://www.info.pmda.go.jp/iyaku_info/file/kigyo_oshirase_201201_1.pdf
リスクの大きさからアルマールの方に名称変更を余儀なくされた形になりましたが、個人的には患者さんにちょっとでもインタビューすればわかることだと思うんですけどね。(院内処方の施設は無理か)
CBニュースによれば、新名称は厚労省の承認が得られてから発表とのことですが、もし“アロチロノール塩酸塩錠5mg/10mg「DSP」or「DSEP」”だったりすると、後発品との比較でちょっと混乱しそう。(在庫がある施設は留意を)
参考:医療介護CBニュース1月10日
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/36353.html
2012年01月10日 23:46 投稿
大日本住友製薬は16日、12日付で新名称での製造販売承認を取得したと発表しました。
高血圧症・狭心症・不整脈/本態性振戦治療剤「アルマール」の名称変更について
(大日本住友製薬株式会社 2012年1月16日)
http://www.ds-pharma.co.jp/pdf_view.php?id=183
名称は、『アロチノロール塩酸塩錠5mg「DSP」/錠10mg「DSP」』で、薬価基準収載後、準備が整い次第、発売するとのことです。