19日、厚労省の薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会が開催され、ミノキシジル(リアップなど)など7成分が「一般用医薬品のリスク区分の妥当性を検討する成分」として提案されています。
平成21年度第3回薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会(2010年3月19日開催)
厚労省資料(3月26日掲載) WAMNET資料(3月24日掲載)
資料1:一般用医薬品のリスク区分について
参考資料1-1:一般用医薬品のリスク区分の変更手順について
参考資料1-2:諮問書(平成18年11月29日付け薬食安発第0330007号)
リストアップされたのは、アゼラスチン(ハイガード)、アデノシン三リン酸(パニオン)、ケトチフェン(点鼻剤を除く、ザジテン・パブロン鼻炎カプセルZ)、ケトプロフェン(貼付剤に限る、オムニードケトプロフェンパップ)、トリアムシノロンアセトニド(アフタッチA)、ラノコナゾール(ウィンダム)、ミノキシジル(リアップ)の7成分で、市販後調査期間の終了などが理由のようです。
今後は有識者等から意見聴取を行ったり、パブリックコメントを経て、リスク分類の(第2類への)変更が妥当かどうか検討が行われます。
結局は、ケトチフェン点鼻剤のようにすんなり決まってしまうのでしょうが、ケトプロフェンだけは止めた方がいいと思いますね。
まだすぐではないでしょうが、パブコメが始まったら紹介します。
関連情報:TOPICS
2009.11.05 ケトチフェン点鼻薬のリスク分類引き下げは仕方ないのか?
2009.08.08 酸化マグネシウムのリスク区分の引き上げは見送り
2010年03月25日 01:21 投稿