Category Archives: 国内外の話題・報告

国内外で報告された、論文、話題等を紹介します。

大震災被災者における慢性疾患への対応に関する提言(東北大)

 東北大学大学院薬学研究科 医薬開発構想講座の今井 潤 教授らの研究チームは18日、東日本大震災発生時の高血圧患者では急激な血圧上昇みられ、その上昇が4週間震災に亘るとした研究結果を発表したことを明らかにするとともに、震災後の閖上地区における保健活動の経験から、被災者の医療情報の欠損が大変深刻であったとして、今後発生が予想される関東、東海の大震災に備えた提言を行っています。 続きを読む


豪州上院がたばこ包装規制法案を可決、来年12月実施へ

 TOPICS 2011.04.11  2011.09.18 で紹介した、ロゴ、ブランド・イメージ、シンボルなどの使用禁止と、文字の使用制限などを規定した豪州のたばこ包装に関する法案が10日上院議会で可決され、8月に法案を可決した下院で修正案が承認される必要があるものの、2012年12月からの実施が事実上決まったそうです。 続きを読む


たばこ包装への警告写真義務化に待った(米国)

 米国では、2012年9月製造分からたばこ包装に視覚に訴える(写真・イラスト)警告文(graphic health warning)を義務付ける(TOPICS 2011.06.22 2010.10.11)ことが決まっていますが、5つのたばこ会社が、商業的表現の自由(an unconstitutional intrusion on commercial free speech)や言論の強要を禁じた憲法に抵触するとして、規制実施の差し止めを求めた訴えに対し、裁判所は制度導入を禁止する仮処分命令を出したそうです。 続きを読む


バレニクリンはfirst-lineの治療には不適当(海外研究)

 TOPICS 2011.10.25 で、バレニクリン(チャンピックス、米国販売名は”Chantix”)の使用で精神神経系の有害事象が高まることはないとした米FDAのアナウンスを紹介しましたが、これに異議を唱える論文がPLoS ONE  誌 に掲載されています。 続きを読む


処方薬サポートプログラムへ薬剤師が誘導することの是非(豪州)

 健康食品会社とのコラボレーション計画で揺れたばかりの豪州(TOPICS 2011.10.06)ですが、今度は自社製品のサポートプログラムに患者を誘導した薬剤師に製薬会社が報酬が支払っていることが明らかになり波紋を呼んでいます。 続きを読む


論文・報告あれこれ 2011年10月

 今月のちょっと気になった論文や報告です。誤りがあったらご指摘下さい。月ごとにまとめて随時追加する予定です。  続きを読む


高齢女性のサプリメント使用は有害(米国研究)

 Arch Intern Med.誌に、高齢女性で多く使用されているサプリメントの一部に死亡率を高める可能性があるとした論文が掲載されています。 続きを読む


地域薬局がサプリメントを取り扱うことの是非(豪州)

  豪州ではこの10日間、薬局におけるサプリメントの販売是非をめぐって大きな話題となっています。 続きを読む


論文・報告あれこれ 2011年9月

 今月のちょっと気になった論文や報告です。急にたくさんの掲載があったので、概要のみのものもあります。余裕があれば更新するか、独立記事にします。誤りがあったらご指摘下さい。月ごとにまとめて随時追加する予定です。   続きを読む


I am a Pharmacist campaign(FIP)

 昨日9月25日は、World Pharmacists Dayだそうです。  続きを読む