Category Archives: 国内外の話題・報告

国内外で報告された、論文、話題等を紹介します。

Priscus-Liste (ドイツ版 Beersリスト)(Update)

 ドイツの研究グループはこのほど、高齢者に対し潜在的に不適当な薬(PIM:potentially inappropriate medications)のリストを、Die Priscus-Liste(the PRISCUS List) としてまとめ、Deutsches Ärzteblatt International 誌で発表しています。 続きを読む


Teenでもアセトアミノフェンで喘息リスク増大か

 TOPICS 2008.09.20  で、乳幼児のアセトアミノフェンで喘息のリスクを増すかもしれないとした論文を紹介しましたが、 同じ国際研究下で今度は13・14歳(Teen)を対象とした研究結果が公表されてます。 続きを読む


ビスホスホネートは食道がんなどのリスクを増大させない

 JAMA 誌にビスホスホネート製剤に懸念されている癌リスクは増大しないとする論文が掲載されています。 続きを読む


カルシウムサプリメントは心臓血管病リスクを増すかもしれない

 29日、BMJ 誌の Online First に、カルシウムサプリメントの摂取により、心筋梗塞などの心臓血管病リスク を増すとした論文が掲載され話題となっています。 続きを読む


バレニクリンによる精神神経系副作用の特徴

 禁煙支援で欠かせないバレニクリン(チャンピックス、米国販売名:Chantix)ですが、このほど精神神経系の有害事象の事例を調べた論文が、Annals of Pharmacotherapy 誌のオンライン版に掲載されています。 続きを読む


ARBと発がんリスク

 14日、Lancet Oncology 誌のオンライン版に、ARBが発がんリスクを高める可能性があるとした論文が掲載され話題になっています。 続きを読む


囲碁の国際大会でドーピング検査が実施

5月24日から31日(トーナメントは26日から)に、世界71か国の地域と代表(朝日新聞では60の地域と国)が参加して中国杭州市で開かれる囲碁の国際大会「第31回世界アマチュア囲碁選手権戦」で、大会の上位入賞者などを対象に、ド-ピング検査が行われるそうです。 続きを読む


適切に販売されていない抗肥満薬Alli(英・伊)

 EUや米国、豪州など既に多くの国でOTCとなっている抗肥満薬Alli(オルリスタット)ですが、英BBCではこのほど、一般からの投書を受け、Onlineで年齢やBMIを偽っても購入できるとしたレポートを13日、BBC Watch Dog というページに掲載しています。 続きを読む


ドパミン作用薬と衝動制御障害(海外研究)

 ドパミン作用薬と衝動制御障害(ICDs:impulse control disorders)に関する続報です。以前報告のものと比べ、大規模な研究です。 続きを読む


公衆衛生分野における薬剤師活動の認知度と期待度(英国)

 英国では、2005年に発表された”Choosing health through pharmacy〜A programme for pharmaceutical public health 2005-2015“)と題するレポートを基に、地域薬局では公衆衛生(public health)分野でのさまざまな取り組みが行われています(TOPICS 2007.03.142008.04.15)が、このほど、これらの取り組みについての認知度や地域薬局への期待度について住民に調査した結果が発表されています。 続きを読む