Category Archives: 国内外の話題・報告

国内外で報告された、論文、話題等を紹介します。

マルチビタミンと前立腺がんリスク(米国研究)

 米国の研究グループは、マルチビタミンサプリメントを1日1回以上飲む男性は、全く飲まない男性に比べ、前立腺がんで死亡する可能性が約2倍高いとする大規模調査の結果をまとめ、the Journal of the National Cancer Institute誌に結果を公表しています。 続きを読む


一般用風邪薬を原料にメタンフェタミンを密造(韓国)

 複数成分が配合された一般用風邪薬を原料に、メタンフェタミンを密造し、使用したとして、米軍出身の在米韓国人グループが拘束、起訴されたと1日の韓国各紙が伝えています。 続きを読む


Adverse Medicine Events Line(豪州)

 日本国内では、タミフルによる異常行動が大きく報道されていますが、海の向こう豪州では、入眠剤Stilnox(ゾルビデム、日本名:マイスリー)服用後の異常行動が、連日大きく報道されています。 続きを読む


抗酸化サプリメントが寿命を縮めるかもしれない

 デンマーク・コペンハーゲン大などのグループが、このほど抗酸化サプリメントの一部が、死亡率を高める可能性があるとする研究結果をまとめ、28日付の米医師会誌で発表しています。 続きを読む


エイズヘルスケア財団が、バイアグラのOTC化に懸念を表明

 エイズヘルスケア財団(AHF:AIDS Healthcare Foundation)は14日、英国ブーツのバイアグラの処方せんなしでの試験販売や、1月に報じられたファイザー社のバイアグラのOTC化の動きについて、HIVを含めた性感染症のリスクを高める可能性があるとして、懸念を表明しています。 続きを読む


バイアグラを処方せんなしで試験販売(英国)

 11日の英国の各紙は、14日から薬局大手チェーン“ブーツ”(http://www.boots.com/)のマンチェスターの3店舗で、バイアグラを処方せんなしでの試験販売を行うといっせいに伝えています。 続きを読む


ピルのOTC化の検討が明らかになる(英国)

 6日ロンドンで、医師やNHSのマネージャー、当局や製薬メーカーの代表などが参加したMHRA(英国医薬品医療用製品規制庁)主催の女性保健に焦点を当てたセミナー”Widening access to medicines ? focus on women’s health”が行われ、“OTC避妊薬〜緊急避妊から経口避妊へ:Contraception over the counter: moving from emergency contraception to oral contraception”という提案が行われています。 続きを読む


子宮頸がん予防ワクチン接種のコストとベネフィット

 子宮頸がんは、近年20〜30歳代の若い女性で急増している癌ですが、その70%は性交渉などによるHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染が原因で発症することが解明されています。 続きを読む


2歳未満の子どもには、OTC風邪薬を与えるべきではない(米国)

 米国の疾病管理予防センター(CDC:Centers for Disease Control and Prevention)は11日、OTCの風邪薬・咳止めの関連性が疑われる乳児の死亡例を、ウィークリーレポートで公表しています。 続きを読む


ファイザー社、バイアグラの欧米でのOTC化を検討

 11日・12日の欧米の各紙はいっせいに、ファイザー社がバイアグラをOTCとして販売できないかどうか、検討を始めていると伝えています。 続きを読む