Category Archives: 国内外の話題・報告

国内外で報告された、論文、話題等を紹介します。

OTC薬の乱用・依存の実態(厚生労働科学研究)(Update2)

 これも、国立精神・神経医療研究センター・薬物依存研究部のサイト(http://www.ncnp.go.jp/nimh/yakubutsu/)で見つけた最新の厚生労働科学研究です。(現時点ではまだ厚生労働科学研究成果データベースには掲載されていません。) 続きを読む


向精神薬の不適切処方、門前薬局では指摘しずらい?

 前記事の疑義照会について調べていた際にたまたま見つけた最新の厚生労働科学研究です。国立精神・神経医療研究センター・薬物依存研究部のサイト(http://www.ncnp.go.jp/nimh/yakubutsu/)に7月20日に掲載されたばかりで、 現時点ではまだ厚生労働科学研究成果データベースには概要版も掲載されていません。 続きを読む


日本における Disease Mongering

 6年ほど前から知られるようになった“Disease Mongering” という概念をご存じでしょうか? 「病気づくり」「疾患喧伝」「病気の売り込み行為」などさまざまな和訳がありますが、簡単に言うと、「診断されていない疾病について、生活者が気づくのを助けるというメディアなどを通じての広告のキャンペーン」のことを指します。  続きを読む


論文・報告あれこれ 2012年7月

 今月のちょっと気になった論文や報告などです。誤りがあったらご指摘下さい。月ごとにまとめて随時追加する予定です。  続きを読む


フィナステリドによる性機能不全は中止後も持続する?

 プロペシア(フィナステリド)による性機能不全(Sexual dysfunction)の副作用の可能性はよく知られているところですが、 The Journal of Sexual Medicine 誌に服用中止後もこの性機能不全が持続する可能性があるとした報告が掲載され、話題となっています。(NHS Choice に研究の詳しい紹介あり。報道は誇張しすぎと少し批判) 続きを読む


海外でも薬剤師題材のドラマはあまりないらしい

 いつも、ためになる記事が出ているカナダ薬剤師会雑誌の記事ですが、最新号に掲載された下記のタイトルを見て一瞬ドキッとしました。

Don’t pharmacists have sex appeal?
CPJ  145(4) p192,2012)
http://www.cpjournal.ca/doi/full/10.3821/145.4.cpj192 続きを読む


ACE阻害薬は肺炎リスクを減らす(海外研究)

 現時点では紹介記事が出ていませんが、気になったので抜粋してみました。 続きを読む


テルビナフィンと聴覚障害

 Drug Safety 誌のオンライン版に、抗真菌薬のテルビナフィンの服用と聴覚障害との関連性について検討を行った研究が掲載されています。 続きを読む


欧州6か国の薬効別使用動向(仏調査)

  フランス語ですが、フランスのシンクタンクが、欧州6か国の薬効別使用状況の調査結果を公表しています。 続きを読む


OTC シンバスタチンの販売に英国薬剤師は慎重?

 アブストラクトしか見ていないので推測の部分もありますが、興味ある報告です。(FULLTEXT で是非確認したい) 続きを読む