Category Archives: 病気

疾患・治療法に関する情報です。

ビクトーザ皮下注に関する注意喚起が発出

 厚労省は12日、「ビクトーザ皮下注18mg」について、インスリン治療からの切り替えによる糖尿病ケトアシドーシス又は高血糖の発症について注意喚起を行うため、製薬企業に対して、「使用上の注意」の改訂を指示するとともに、医薬関係者に対して速やかに適正使用情報を提供するよう指導したと発表しました。 続きを読む


9成分10件の公知申請が妥当(未承認薬検討会議)

 6日、第5回医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議が開催され、適応外薬11成分12件の適応拡大に関する公知申請の該当性報告書が示され、うち9成分10件について報告書をとりまとめています。 続きを読む


マクロライド・スタチン併用と横紋筋融解症リスク(豪州)(Update)

 豪州の公的医薬品規制機関のTGAは、5日公表した Medicines Safety Update No.5;2010 で、スタチンとマクロライド系抗生剤との併用はミオパシーと横紋筋融解症のリスクを増すとして、併用を避けることを呼びかけています。 続きを読む


ビクトーザ皮下注と高血糖

 まだ、メーカーのウェブサイトには掲載されていませんが、ノボ ノルディスク ファーマ社はこのほど市販直後調査に基づく、ビクトーザ皮下注18mgの適正使用のお願いを発しています。 続きを読む


Avandia、EUは撤去・USは厳しい使用制限へ(Update)

 欧州医薬品庁(EMA)と米FDAは23日、心臓血管病のリスクが指摘されているチアゾリジン系糖尿病治療薬のアバンディア(Avandia、一般名:rosiglitazone。Avandamet、Avaglimの合剤も含む)について、EUではリスクがベネフィットを上回るとして市場からの撤去(承認の取消)が勧告、そして米国では厳しいアクセスの制限が発表され、アバンディアは市場からの大幅な撤退を余儀なくされそうです。 続きを読む


HPVワクチンの普及に向けて(日本思春期学会)

 前記事で、「多くの保護者や保健所・学校関係者はHPVワクチンについては、「メディアの報道と製薬会社のパンフレットしかない」ことに戸惑っています。」というブログ記事を紹介しましたが、日本思春期学会(http://www.adolescence.gr.jp/)のHPV緊急プロジェクトというワーキンググループが、子どもたちにHPVワクチンについて情報を伝える際の学習資料などとして活用が可能な「HPVワクチンの普及に向けて」という冊子(報告書)をこのほどまとめ、同学会のウェブサイトに掲載しています。 続きを読む


公衆衛生の専門家から見たHPVワクチン

 またのこの話題かと思うかもしれませんが、子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)について、感染症やワクチン政策について詳しい公衆衛生の専門家などからは、科学的な根拠の不十分さや一般向けの情報の不足を指摘し、公費助成や義務化といった現在の動きについては疑問を投げかける意見が少なくありません。 続きを読む


公知申請・適応外薬の保険適応が前倒しで実施へ(Update)

 厚労省の足立政務官は23日、海外での使用実績などをもとに、新たな治験を省くことが認められた医薬品(=公知申請が可能な医薬品)について、承認前に保険適用する新たな制度案を明らかにしています。 続きを読む


ミドドリンの承認取り消しを検討(米FDA)

 米FDAは16日、起立性低血圧(orthostatic hypotension)の治療薬と して承認しているミドドリン塩酸塩(本邦名:メトリジン他)について、エビデンス証明のための市販後臨床研究が行われていないとして、承認の取り消しを検討していることを明らかにしています。 続きを読む


ハローキティが子宮頸がん予防を啓発

 グラクソ・スミスクライン株式会社(GSK)は16日、サンリオの人気キャラクター、ハローキティを使った子宮頸がん啓発サイトを開設しています。 続きを読む