Category Archives: 生活習慣病

生活習慣病・メタボリックシンドロームなどの情報です。

NCDsへの各国の取組状況(WHO)

 TOPICS 2011.09.11 でNCDs(non-communicable diseases、非感染性疾病)へのWHOの取組を紹介しましたが、14日、国連の国際会議に先立って、NCDsへの国際的な取り組み状況をまとめたレポートを公表しています。 続きを読む


ピオグリタゾンの限定使用を推奨(糖尿病標準診療マニュアル)

 日刊薬業の記事で知ったのですが、既存のガイドラインやエビデンスに基づいて糖尿病治療における診療の流れや治療方法がまとめられてるものとして「糖尿病標準診療マニュアル」というものがあるそうです。 続きを読む


カルシウム拮抗薬は胃腸症状を悪化させる(国内研究)

  ニフェジピンなどカルシウム拮抗薬(CCB)が下部食道括約筋を弛緩させ、胃腸症状を悪化させる可能性があることは知られていますが、地域薬局も参加したこの後向きコホート研究ではこれを裏付ける結果が得られています。 続きを読む


ピオグリタゾン製剤(アクトス)の調査結果報告書(PMDA)

 厚労省HPにはまだ掲載されていませんが、PMDAは3日、ピオグリタゾン製剤(アクトス他)について、7月29日開催の平成23年度第1回医薬品等安全対策部会に報告した調査報告書を公表しています。 続きを読む


仏当局、ピオグリタゾン製剤の一時使用停止を発表

 フランス保健製品衛生安全庁(Afssaps)は9日、ピオグリタゾン(アクトス他)製剤の膀胱がんリスクについてのレビュー結果を明らかにし、潜在的なリスク増が示唆されたとして、ピオグリタゾン製剤の使用の一時停止(新規処方の禁止)を発表しました。 続きを読む


ARBに発がんリスクは認められない(米FDA)

 TOPICS 2011.06.14 で、Lancet Oncology 誌でARBが発がんリスクを高める可能性があるとした論文が掲載され、のち米FDAがARBと発がんリスクとの関連性についてレビューを進行していることを紹介しましたが、2日最終的なレビュー結果が発表されています。 続きを読む


ピオグリタゾンの膀胱がんリスクへの懸念(フランス)

 米FDAでは現時点では安全性に問題はないとされている(TOPICS 2010.09.18)、ピオグリタゾン(アクトス)の膀胱がんの発症リスクですが、フランスでは安全性への懸念が広がっているようです。英語のソースも少なく、記事にするのを躊躇していましたが、ここにきて英語の記事も出てきたので少し紹介したいと思います。 続きを読む


高齢高血圧症患者の(暫定的)治療指針(米国)

 25日、米国心臓協会(AHA: American Heart Association)と米国心臓病学会(ACC:American College of Cardiology)は合同で expert consensus document(つまりガイドラインではない) という形で高齢者向けの高血圧の初の治療指針を発表しています。 続きを読む


高い中性脂肪は食生活とライフスタイルの見直しで(米国)

 米国心臓協会学会(AHA:American Heart Association)は、中性脂肪(TG)と心臓血管病の関連や治療法などについてまとめたScientific Statement を Circulation 誌のオンライン版で発表しています。 続きを読む


IT活用、まずは電子版「お薬手帳」と「糖尿病連携手帳」を

 TOPICS 2010.05.11TOPICS 2010.09.15 で、おくすり手帳の電子化について政府の高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(IT戦略本部)で議論が行われているという記事を掲載しましたが、28日開催された医療情報化に関するタスクフォースの第8回会合で事務局から、どこでもMY病院のサービスとして、「電子版お薬手帳」のスタートしてはどうかとの提案が事務当局から示されています。 続きを読む