Category Archives: 生活習慣病

生活習慣病・メタボリックシンドロームなどの情報です。

薬局の役割が明記された糖尿病地域連携パス(石川県)

 TOPICS 2009.3.18 で、「地域連携パス」が今後の医療連携の鍵となると紹介する一方、医療法改正で医療提供施設として地域薬局(調剤薬局)が含まれたのにもかかわらず、保健医療計画のもとに進められている地域連携パス作りに地域薬局の連携が含まれていない(ほとんど考慮されていない)と指摘しましたが、 続きを読む


糖尿病高齢患者の重篤な低血糖と認知症リスク

 高齢の糖尿病患者が、低血糖を起こすと認知症のリスクが高まるのではないかとする研究結果が相次いで報告されています。  続きを読む


「地域連携パス」における地域薬局の役割

 17日、WAMNETに3月13日に開催された「平成20年度医薬分業指導者協議会」の資料が掲載されています。 続きを読む


心臓血管病予防でのアスピリン使用は性差・年齢の考慮が必要(米国)

 米国保健省の独立機関である予防医療に関する研究班(USPSTF:U.S. Preventive Services Task Force)は、2002年にまとめた「虚血性心疾患(coronary heart disease)におけるアスピリンの予防使用」に関する勧告について、その後発表されたエビデンスを踏まえたアップデートを16日に発表しました。 続きを読む


チアゾリジン系薬剤による骨折リスクは女性の方が2倍高い

 ピオグリタゾン(アクトス)やRosiglitazoneなどのチアゾリジン系の糖尿病治療薬(thiazolidinediones)については、臨床試験で骨折の発生頻度が上昇することが知られています(日本でも2007年11月の改訂で、その他の副作用の項に追記)が、 続きを読む


ケアプロ

 11月28日の記事で、「薬局において血圧のチェックや、血糖値の測定などがやはり必要不可欠」と書きましたが、先月、若手看護師さんが、血糖値・総コレステロール値・中性脂肪・骨密度をそれぞれ500円で、コンビニ感覚で測定してくれるというビジネスを都内で開始し、話題になっているようです。 続きを読む


糖尿病患者への低用量アスピリンの投与は必ずしも有用ではない

 10月17日のTOPICSで、英国の研究者らが、アスピリンが心臓病の一次予防には有用ではないとした論文を発表したことを紹介しましたが、9日、今度はJAMA 誌のオンライン版に、糖尿病患者への低容量アスピリンの投与は、心臓血管病のリスクを低くするのに有用ではないとした、日本で行われた大規模試験の結果が発表されています。 続きを読む


スタチンの効果はLDL-C低下によるものだけではないかもしれない

 高脂血症の治療意義について、これまでは『高LDL-C値→心臓血管病リスクが高い→スタチンの投与』というのが定説でしたが、このほど、リスク要因は高LDL-C値ではなく、Hs-CRP(高感度C反応性タンパク:high-sensitivity C-reactive protein)の高値が関与する可能性があるとした研究の結果が米国心臓病学会及び論文で発表され、大きな話題になっています。 続きを読む


降圧利尿薬に関する検討会

 近年ARBとの少量併用療法などで見直されている、サイアザイド系利尿薬ですが、日本での承認用量は欧米での投与量と比べ数倍多いのが実情です。 続きを読む


アスピリンや抗酸化薬は心臓病の一次予防には有用ではない(英国研究)

 英国の研究者らは、アスピリンが心臓病の一次予防には有用ではないとした研究をまとめ、16日、BMJ 誌のオンライン版に論文が掲載されています。 続きを読む