Category Archives: 海外公的機関

米国FDA、英国MHRA、英国保健省など海外の公的機関が発表する情報です。

5α-還元酵素阻害薬、処方前に泌尿器系チェック必要(カナダ)

 ヘルスカナダは19日、前立腺肥大症治療薬として使用されている5α-還元酵素阻害薬(5-ARIs)のフィナステリド(本邦で低用量のものがプロペシアとして販売)、デュタステリド(アボルブ)について、 高グレード前立腺がん(High-grade prostate cancer)の発症リスクが増大する可能性があるとして、安全性情報を発出しています。 続きを読む


体験談で禁煙キャンペーン(米国)

 米疾病対策センター(CDC)は15日、喫煙者の体験談などを中心としたたばこに関する教育キャンペーン”Tips From Former Smokers”を開始すると発表しています。 続きを読む


経口避妊薬とスタチンの継続使用に処方せんは不要(豪州)

 豪州保健相のPlibersek は1日、国民健康保険(地域薬局合意)に関する法案が1日に可決され、経口避妊薬とスタチンなどの高コレステロール治療薬について、継続処方などの条件はあるものの、処方せんなしで購入できることが近く可能となることを明らかにしています。(各紙によれば7月実施) 続きを読む


OTCを活用した薬剤師の新しい役割を検討へ(米FDA)

 米国の医薬品の分類(カテゴリー)というと、処方せん医薬品と一般の商店でも販売が可な非処方せん薬の2つしかありませんが、米FDAでは、薬剤師の職能と最新のテクノロジーを活用して、第3のカテゴリーの検討に乗り出しています。 続きを読む


スタチンと高血糖、認知機能障害について注意喚起(米FDA)

 米FDAは28日、血糖上昇や記憶障害に関する警告などを含むスタチンについて安全性に関するラベルの変更を認可したことを明らかにしました。 続きを読む


グレープフルーツジュースと薬は一緒に飲まないで(米FDA)(Update)

 米FDAは23日、グレープフルーツジュースと医薬品との相互作用について記した、一般向け情報を公表しています。(2017.07.18  に情報の更新が行われています。記事も一部修正しました) 続きを読む


抗肥満薬 Qnexa、2度目の挑戦で承認か(米国)

 22日、米FDAの内分泌・代謝性医薬品諮問委員会(Endocrinological and Metabolic Drugs Advisory Committee)が開催され、Vivus社の抗肥満薬 Qnexaの審議が行われました。 続きを読む


糖尿病患者へのラジレスとARB/ACEの併用は禁忌(欧州医薬品庁)

 欧州医薬品庁(EMA)は17日、アリスキレン(商品名:ラジレス、海外では配合剤もあり)についてのレビュー結果を明らかにし、ARBまたはACE阻害剤とラジレスとの併用については、糖尿病患者及び中等度から重度の腎障害への患者については禁忌とする勧告を行いました。 続きを読む


抗肥満薬オルリスタットのリスクベネフィット(EMA)

 欧州医薬品庁(EMA)は16日、抗肥満薬のオルリスタット(Alli、Xenical)と肝障害の関連性についてのレビュー結果を明らかにしています。 続きを読む


治りにくい下痢はPPIの使用との関連を疑え(米FDA)

  Clostridium difficile 関連の下痢(CDAD:Clostridium difficile–associated diarrhea)とPPIの使用との関連性については、以前から指摘されているところですが、米FDAは8日、より踏み込んだ注意喚起を行っています。 続きを読む