Category Archives: 海外公的機関

米国FDA、英国MHRA、英国保健省など海外の公的機関が発表する情報です。

ビスホスホネートと目の炎症症状

 ビスホスホネートというと、顎関節壊死や骨折リスクを頭に思い浮かべますが、ニュージーランド当局のMEDSAFEが季刊で発行する Prescriber Update (→リンク)によれば、ビスホスホネート使用中の患者さんでまれではあるが、ぶどう膜炎や強膜炎など重篤な目の炎症症状を発現する場合があるそうです。 続きを読む


オンダンセトロンとQT延長(米FDA)

 米FDAは15日、制吐薬のオンダンセトロン(ゾフラン)について、QT延長をもたらす可能性があるとして安全性情報を発出しています。 続きを読む


NCDsへの各国の取組状況(WHO)

 TOPICS 2011.09.11 でNCDs(non-communicable diseases、非感染性疾病)へのWHOの取組を紹介しましたが、14日、国連の国際会議に先立って、NCDsへの国際的な取り組み状況をまとめたレポートを公表しています。 続きを読む


NCDsと薬剤師

 社会薬学会年会の教育講演で、 non-communicable diseases (NCDs) という概念を初めて聞きました。 続きを読む


ビスホスホネートの使用期間の明記は必要(FDA諮問委)

 9日、ビスホスホネート製剤(BP)の長期使用の安全性と有用性についての検討を行う米FDAの合同の諮問委員会(TOPICS 201.09.06)が開催されています。 続きを読む


FDA諮問委、ビスホスホネート製剤のリスクベネフィットを検討

 近年、顎関節壊死(ONJ)の他、非定型大腿骨転子下骨折や食道がんなどの関連性が疑われる有害事象の報告があるビスホスホネート製剤(BP)ですが、これらのリスクと有用性、長期使用の安全性についての検討を行う米FDAの合同の諮問委員会が9月9日に開催されます。 続きを読む


OTC鎮痛薬に医薬品混入が見つかる(英国)

 英国では、OTC鎮痛薬のNurofen PlusにSeroquel XL 50mg tablets と  Neurontin 100mg capsules(ガバベンチン)の混入が相次いで見つかり、全ロットの回収が開始されているそうです。 続きを読む


リネゾリドとセロトニン症候群(米FDA)

 米FDAは26日、MRSA 感染症に使用されるオキサゾリジノン系合成抗菌剤のリネゾリド(ザイボックス)について、SSRIやSNRI などセロトニン系に作用する薬剤と併用するとセロトニン症候群を発現する可能性があるとして注意を呼びかけています。 続きを読む


EMA、ピオグリタゾンはベネフィットがリスクを上回る(Update)

 EMA(欧州医薬品庁)は21日、ピオグリタゾン(アクトス他)製剤について、膀胱がんリスク増が見られるものの、ピオグリタゾンで利益を得る一部の患者があるとして、使用制限をすることは可能でなく、治療中の患者に対してはベネフィットがリスクを上回るとしたCHMP(ヒト医薬品委員会)の結論を発表しています。 続きを読む


栃木県医療連携手帳

 地元なのに、新聞記事が出るまで知りませんでした。 続きを読む