Category Archives: 海外公的機関

米国FDA、英国MHRA、英国保健省など海外の公的機関が発表する情報です。

コードネーム Pangea VIII(国際刑事警察機構)

 なぜか今年はあまり日本では報じられていませんが、Interpol(国際刑事警察機構:ICPO)(http://www.interpol.int/en) は18日、オンラインでの違法医薬品・偽造医薬品(illegal and counterfeit medicines)購入による健康リスクの認識を高めるため、6月9日から16日まで、各国医薬品規制機関などち協力した集中取締“Pangea VIII”(オペレーション・パンゲア)を行ったことを明らかにしました。 続きを読む


WHO必須医薬品モデルリストの最新版(20th)が公表

 WHOは8日、必須医薬品モデルリスト(WHO Model List of Essential Medicines)の最新版を公表しています。 続きを読む


ヒドロキシジンは少ない量で短期間の使用を(EMA)

 ドンペリドンに続き、使用経験が長い医薬品について注意喚起です。

 EMAのファーマコビジランス・リスク評価委員会(PRAC:Pharmacovigilance Risk Assessment Committee)は13日、抗ヒスタミン薬のヒドロキシジン(本邦名;アタラックス)のレビュー結果を発表し、心リズムへの影響を最小にするため、使用にあたって十分留意を求める勧告を行っています。 続きを読む


シルデナフィルが処方せんなしで購入可能に(NZ)(Update)

 いろいろ紹介したい話題があるのですが、余裕なくまた半月が経ってしまいました。そんななか、注目の話題がWEB記事にアップされたので紹介します。 続きを読む


フェブリク(フェブキソスタット)は心臓病患者には安全なの?(Update)

 季刊で公表されるニュージーランド当局の安全性情報誌のPrescriber Update(http://www.medsafe.govt.nz/publications/prescriber-update.asp)の最新号に目を通したところ、「フェブキソスタット(本邦発売名:フェブリク錠)での治療は、虚血性心疾患またはうっ血性心不全の患者には推奨されない」と記されており、ちょっと驚きました。 続きを読む


学校におけるサルブタモールの緊急使用(英国)

 学校における医薬品の緊急使用というと、食物アレルギーのエピペンの使用が米国で話題になっていることを以前紹介(TOPICS 2012.09.12)しましたが、英国では、喘息発作時のサルブタモール吸入薬(本邦ではメプチン吸入)の緊急使用が10月から認められることになりました。 続きを読む


FDA諮問委、リラグルチドの肥満患者への使用を支持(Update)

 11日、米FDAの内分泌・代謝薬諮問委員会(Endocrinologic and Metabolic Drugs Advisory Committee )が開催され、リラグルチドの肥満患者への使用が有用であるかどうの審議が行われました。 続きを読む


ドンペリドンは処方せん医薬品へ(英・オランダ)

 2011年の時点で、伊、英、シンガポール、アイルランド、オランダ、ベルギー、チェコ、スイス、韓国、中国、シンガポール、チリなどで処方せんなしでの入手が可能(TOPICS 2011.02.22)だったドンペリドンですが、EMAによる厳しい使用制限(TOPICS 2014.05.02)を受けて、各国で処方せんなしでの販売が認められなくなっています。 続きを読む


新規不眠症治療薬 スボレキサント(ベルソムラ錠)

 昨年から話題になっているMERCK社の新規作用機序の不眠症治療薬のスボレキサント(suvorexant、商品名:BELSOMRA、ベルソムラ錠)について、米FDAは13日に承認したと発表しました。 続きを読む


吸入型インスリンAfrezza が承認(米FDA)

 以前ツイッターで紹介しましたが、諮問委で承認支持の評決を得ていた、 MannKind 社の吸入型インスリンのAfrezza について、米FDAは27日、承認したと発表しています。 続きを読む