Category Archives: 海外公的機関

米国FDA、英国MHRA、英国保健省など海外の公的機関が発表する情報です。

たばこ包装の写真入り警告を強化へ(カナダ)

  たばこの包装に画像(写真)で健康リスクの表示が行われているカナダですが、Health Canada は12月30日、外箱の画像の占める割合を現在の50%から75%に引き上げるなどの規制強化を明らかにしています。 続きを読む


アバスチンの乳がんへの使用は限られる(欧米)

 米FDAは17日、乳がん患者へのアバスチンの使用は有効かつ安全であることが示されないとして、効能から削除するプロセスに入ったと発表しています。 続きを読む


抗肥満薬 Contrave、FDA諮問委の支持を得る(Update)

 7日、FDAの内分泌・代謝性医薬品諮問委員会(Endocrinological and Metabolic Drugs Advisory Committee)が開催され、武田社が北米における開発・販売契約を締結している、Orexigen社のコントレーブ(Contrave、ナルトレキソン塩酸塩徐放製剤とブプロピオン塩酸塩徐放製剤の合剤)についての審議を行い、ベネフィットが潜在的リスクを上回るとして、諮問委員会は承認を支持する評決(賛成13、反対7、棄権0)を行っています。 続きを読む


小児に咳止め薬は使用すべきでない(フランス)

 まいけるさんから情報(TOPICS 2010.05.02)を頂きましたが、フランス当局のafssapsは10月28日、小児への咳止め薬の使用についての更新情報を公表し、2歳未満への使用を行わないなどとした勧告(2011年3月までに実施)を行っています。 続きを読む


Antibiotic Awareness Day の輪が広がる

 11月18日は、一昨年から始まった“European Antibiotic Awareness Day”(TOPICS 2008.11.08 2009.11.19)ですが、今年はその輪が広がっています。 続きを読む


米国もたばこの包装に視覚に訴える警告文が導入へ(Update)

 たばこ会社の影響力が強い米国も、いよいよたばこの包装に視覚に訴える(写真・イラスト)警告文(graphic health warnings)が導入されるようです。保健省とFDAは、その内容案を発表しています。 続きを読む


ティーン女子への処方せんなしでのピルの供給(英国)

 TOPICS 2009.12.12 で、16歳以上の人にピルを薬局で処方せんなしで販売するという英国内の試行事業を紹介しましたが、今度はlsle of Wight という地域で、13歳以上16歳未満を対象とした試行事業(こちらは販売ではなく、必要者に無料供給?)が開始され、 英国内で波紋を呼んでいます。 続きを読む


コードネーム Pangea III(国際刑事警察機構)(Update)

 Interpol(国際刑事警察機構)は14日、オンラインでの偽造医薬品・違法医薬品(counterfeit and illicit medicines)購入による健康リスクの認識を高めるため、10月5日から12日まで、各国医薬品規制機関、WHOの International Medical Products Anti-Counterfeiting Taskforce (IMPACT) などの機関と協力した集中取締“Pangea III”を行ったことを明らかにしました。 続きを読む


ビスホスホネート製剤による骨折リスクを追記(米FDA)

  TOPICS 2010.03.11で、ビスホスホネート経口剤による不定型非定型大腿骨転子下骨折のリスクの可能性についての米FDAのアナウンスを紹介しましたが、13日FDAは、不定型非定型大腿骨転子下骨折(Atypical subtrochanteric femur fractures)及び大腿骨骨幹部骨折(Diaphyseal femur fractures)の発症リスクについて、ラベルに追記すると発表しました。 続きを読む


コデイン含有咳止め液剤は18歳未満は使用すべきでない(英国)

 英国内では今のところあまり大きくは取上げられていませんが、MHRA(英国医薬品庁)は11日、“Drug Safety Update”と“Public Assessment Report”を公表し、18歳未満にコデイン含有咳止め液剤を使用すべきではないとする勧告を行っています。 続きを読む