Category Archives: 海外公的機関

米国FDA、英国MHRA、英国保健省など海外の公的機関が発表する情報です。

ブフェキサマク外用薬の承認見直しか(EU)

 欧州医薬品庁(EMA)は22日、定例の医薬品委員会(CHMP)開催後のプレスリリースで、日本でも広く使われているブフェキサマク外用薬(アンダーム、ロバック)について、アレルギー反応に対する懸念についてのレビューを開始したと発表しています。 続きを読む


欧州医薬品庁、シブトラミンの使用中止を勧告

 欧州医薬品庁(EMEA:European Medicines Agency)は21日、抗肥満薬シブトラミン塩酸塩水和物(商品名 Meridia など)について、心臓発作などの心臓血管病のリスクがベネフィットを上回るとして、使用の中止勧告を行いました。 続きを読む


False pandemics(偽りのパンデミック)

 日本ではほとんど伝えられていませんが、欧州47か国が加盟する欧州会議(http://www.coe.int/)は12日、WHOと新型インフルエンザのワクチンを製造する製薬会社との癒着が、パンデミックを宣言したWHOの判断に影響を与えた可能性があるとして、仏ストラスブールで25日から開催される今度の会議で、この問題について緊急動議として取り上げると発表しました。 続きを読む


交通安全キャンペーン“THINK”(英国)

 英国交通省(Department for Transport)は7日、使用中の医薬品が車の運転に影響を及ぼすかどうかを確認することを呼びかけるキャンペーン“THINK!”を開始すると発表しています。 続きを読む


エゼチミブにがんリスクの関連はおそらくないが(米FDA)

 去年8月24日のTOPICSで、シンバスタチン(リポバス)とエゼチミブ(ゼチーア)との合剤のVytorinについて、がんリスクの増加と関連があるかどうかを米FDAが調査中であることを紹介しましたが、22日、FDAはその調査結果をようやく発表しています。 続きを読む


ピルの処方せんなしでの試験販売始まる(英国)

 昨年末に、英国でピルを薬局で処方せんなしでの試験販売(pilot scheme)が始まるということを紹介しました(TOPICS 2008.12.10)が、ようやく始まったようです。11日、南ロンドンの2つのPCT(Southwark、Lambeth)の3薬局で、16歳以上の女子に対して10月より試験販売が開始されていることが明らかになり、各紙が伝えています。 続きを読む


FDA Drug Safety Newsletter(vol.2 No.3 2009)

 米FDAは3日、FDA Drug Safety Newsletter – Volume 2, Number 3, 2009 を公表し、Postmarket Reviews のページで本サイトでも紹介した、テストステロンゲル(TOPICS 2009.05.08)と亜鉛含有点鼻薬の問題(TOPICS 2009.06.17)が改めて取り上げられています。 続きを読む


フィナステリドと男性の乳がんリスク(英MHRA)

 MHRA(英国医薬品庁)は、3日“Drug Safety Update”と“Public Assessment Report”を公表し、5α-還元酵素阻害薬フィナステリドの安全性情報のUpdateを勧告してます。 続きを読む


英医薬品庁、タムスロシンのスイッチを承認

 MHRA(英国医薬品庁)は3日、前立腺肥大の症状を緩和するOTC薬“Flomax Relief”(タムスロシン塩酸塩0.4mgカプセル)を承認したと発表しました。 続きを読む


コードネーム Pangea II(国際刑事警察機構)

 Interpol(国際刑事警察機構)は19日、オンラインでの偽造医薬品・違法医薬品(counterfeit and illicit medicines)の販売を撲滅するため、11月16日から20日まで、各国医薬品規制機関、WHOの International Medical Products Anti-Counterfeiting Taskforce (IMPACT) と協力した集中取締“Pangea II”を開始していることを明らかにしました。 続きを読む