Category Archives: 海外公的機関

米国FDA、英国MHRA、英国保健省など海外の公的機関が発表する情報です。

イブプロフェンとスルピリンの併用と急性腎不全(Signal)

 WHO Pharmaceuticals Newsletter の最新号で、NSAIDsの使用による急性腎不全に関するシグナル検出(Signal、単に“シグナル”という場合もある)の報告が目に留まりました。 続きを読む


ARBとACE阻害薬との併用も勧められない(EMA)

 海外公的機関 医薬品安全性情報Vol.12 No.10 で、EMAのARBとACE阻害薬の2剤併用療法に関する情報を紹介しましたが、23日、CHMP(医薬品委員会)がPRAC(ファーマコビジランス・リスク評価委員会)の勧告を支持する見解を採択したことを明らかにしています。 続きを読む


コードネーム Pangea VII(国際刑事警察機構)(Update)

 Interpol(国際刑事警察機構:ICPO)(http://www.interpol.int/en)は22日、オンラインでの違法医薬品・偽造医薬品(illegal and counterfeit medicines)購入による健康リスクの認識を高めるため、5月13日から20日まで、などの機関と協力した集中取締“Pangea VII”(オペレーション・パンゲア)を行ったことを明らかにしました。 続きを読む


使用経験が長いからといって監視を怠ってはいけない

 最近、EMAのファーマコビジランス・リスク評価委員会(PRAC:Pharmacovigilance Risk Assessment Committee)では、使用経験が長い医薬品についてのレビュー開始が相次いで発表となっています。 続きを読む


一次予防としてのアスピリンの使用は推奨しない(米FDA)

 米FDAは2日、生活者向けに、心臓発作と脳卒中の第一次予防のためのアスピリンの使用はレビューの結果、支持しないとするアナウンスを行っています。 続きを読む


ゾルピデム服用は車の運転の8時間前までに(EMA)

 ゾルピデム(本邦名:マイスリー他)の自動車の運転など注意力を要する活動への影響については、これまでも紹介していますが、EMAのPRACの勧告を受け行われたCMDhの会議の審議結果が25日に公表されています。 続きを読む


モンテルカスト(シングレア)のスイッチは支持せず(米FDA諮問委)

2日、米FDAの非処方せん薬諮問委員会(Nonprescription Drugs Advisory Committee)が開催され、モンテルカスト(本邦販売名:シングレア、キプレス)のOTC品を承認するかどうかの審議が行われました。 続きを読む


ドンペリドンは厳しい使用制限へ(EMA)

 欧州におけるドンペリドンの使用制限については、これまでも紹介していますが、EMAのPRACの勧告を受け行われたCMDhの会議の審議結果が25日に公表されています。 続きを読む


タミフルの政府備蓄を疑問視(英国議会決算委員会)

 英国議会の決算委員会(Public Accounts Committee)は3日、臨床試験へのアクセスとタミフルの国家備蓄についての報告書を公表しています。 続きを読む


メチルフェニデートと持続性勃起(米FDA)

 米FDAは17日、メチルフェニデート(本邦はリタリン、コンサータ)の使用している男性で、まれに長時間・時に痛みを伴う持続性勃起(priapism、long-lasting erections)を生じる可能性があるとして、注意を呼びかけるラベルの変更を了承したと発表しています。 続きを読む