Category Archives: 海外公的機関

米国FDA、英国MHRA、英国保健省など海外の公的機関が発表する情報です。

処方せん医薬品スイッチに対する英国医師の本音

 英国では現在、国策としてさまざまな処方せん医薬品のOTC化が検討されていますが、このほどDTB 誌(Drugs and Therapeutics Bulletin、広告を載せない独立・中立の医学雑誌)は、OTCへのスイッチが検討されているトリメトプリムとタムスロシン、4年前にスイッチされたシンバスタチンについて、スイッチの是非などについての調査を行い、このほどその結果を発表しています。 続きを読む


偽造医薬品の危険性を伝えるキャンペーンを開始(英国)

 英国医薬品庁(MHRA)は15日、ファイザー社や患者団体などと協力して偽造医薬品(counterfeit medicines)の危険性を伝えるキャンペーンを開始すると発表しました。 続きを読む


カナダ当局、バレニクリンの注意喚起強化を検討

 カナダ当局の HEALTH CANADA は6日、禁煙補助薬のChampix(一般名:バレニクリン、本邦商品名:チャンピックス)について、精神神経系の有害事象についてのラベル変更を現在検討中であることを明らかにしました。 続きを読む


薬局を活用したHIV無料検査の試行事業を開始(スペイン)

 海外では、薬局はそのアクセスのよさから、STDなど、日本では保健所で行うような検査を薬局に委託する国もあるようですが、BMJ 誌のニュースなどによると、スペインのカタロニア地方では、今年からHIV検査を薬局で無料で行うというパイロット・プロジェクト(試行事業)が開始されるようです。 続きを読む


カナダ当局、6歳未満にはOTC風邪薬・咳止めを使用しないよう勧告

 18日、カナダの当局 Health Canada は、6歳未満の子どもにはOTC風邪薬や咳止めを使用しないよう勧告を行うともに、OTCメーカーに対して2009年秋までに、ラベルに「6歳未満の子どもは使用しないで下さい」などの文言を加えることを求めました。 続きを読む


FDA諮問委、LABAs単剤は喘息に使用しないよう勧告

 12月6日のTOPICSで紹介しましたが、米FDAでは12月10-11日の2日間にわたって、成人や子どもの喘息などに広く使われている長時間作用型β2刺激吸入薬(LABAs:long acting beta-2 adrenergic agonists)のリスクとベネフィットを検討を行う、肺アレルギーの薬剤諮問委員会、薬剤安全とリスクマネージメント諮問委員会、小児科の諮問委員会による合同の諮問委員会が開催されました。 続きを読む


ピルのOTC化に向けて、試験販売が開始へ(英国)

 10日の英国各紙は、1月からロンドンの2つのプライマリケアトラスト(PCT)で、ピルの処方せんなしでの試験販売(pilot scheme)が開始されると伝えています。いよいよ、ピルのOTC化に向けて仕組み作りが始まるようです。 続きを読む


2011年からたばこの陳列販売禁止へ(英国)

 英国保健省では、5月31日から9月8日までたばこ販売の規制強化案についてのPublic cosultationを行ってきましたが、9日、その結果を公表するとともに、たばこを棚に並べて店頭で販売することをスーパーマーケットなどの大規模店では2011年11月から、その他の店舗でも2013年までに禁止すると発表しました。 続きを読む


長時間作用型β2刺激吸入薬の安全性に懸念(米FDA)

 米FDAでは、12月10-11日に肺アレルギーの薬剤諮問委員会、薬剤安全とリスクマネージメント諮問委員会、小児科の諮問委員会による合同の諮問委員会の開催が予定されています。 続きを読む


英国におけるスイッチOTC25年の歩み

 4日の英国医薬品庁(MHRA)のウェブサイトに、興味ある情報が掲載されています。 続きを読む