Category Archives: 海外公的機関

米国FDA、英国MHRA、英国保健省など海外の公的機関が発表する情報です。

タムスロシンのOTC化を検討(英国)

 英国MHRA(医薬品庁)は27日、タムスロシン塩酸塩0.4mgカプセル(英国商品名:FLOMAX、本邦販売名:ハルナール他)について、POM(処方せん薬)からP(薬局用薬)への変更についての public consultation(日本のパブリック・コメントに該当)を開始しました。 続きを読む


ファイザー社、欧州でのバイアグラのスイッチを断念

 以前、バイアグラが欧米でOTC化されるのではないかとの動きをお伝えましたが、20日、欧州医薬品庁(EMEA:European Medicines Agency)とファイザー社は、ファイザー社が行っていたOTC化の承認申請を取り下げたと発表しています。 続きを読む


子どもに非定型抗精神病薬を処方することへの懸念(米FDA)

 18日、FDAの小児科諮問委員会(Meeting of the Pediatric Advisory Committee) が開催され、最近になって若者や小児への適応拡大が行われた薬剤について、その使用状況や有害事象(子ども・成人ごとにまとめた発売後のデータ及び若者や小児への適応追加後1年間の調査データ)などの報告が行われています。 続きを読む


湾岸戦争症候群の主因は予防薬や殺虫剤

 以前から耳にしたことがある、「湾岸戦争症候群(Gulf War Syndrome)」についての記事が目にとまりました。私たちにも決して関係ない問題でもないので、いろいろ調べてみました。 続きを読む


ビスホスホネートに心房細動のリスクは認められない(米FDA)

 米FDAでは、昨年10月にビスホスホネート製剤について、重篤な心房細動のリスクに関する早期伝達(Early Communication)を出し、以降ビスホスホネート系製剤を使用する患者における心房細動のリスク評価を行ってきましたが、12日、関連性はないとした結論を発表しました。 続きを読む


European Antibiotic Awareness Day

 かぜやインフルエンザのシーズンが近づいていますが、EUでは今年から11月18日を“European Antibiotic Awareness Day”と定め、各国ではこの日を中心に抗生剤の適正使用の一斉キャンペーンが行われます。 続きを読む


Drug Safety Update Volume 2, Issue 4(英国)

 英国ではMHRA(医薬品庁)が毎月、医薬品の安全性情報をまとめた“Drug Safety Update”(以下DSU)を発行していますが、6日発表された Volume2, Issue4では、本サイトでも紹介した最近の話題が網羅されているので、少し紹介したいと思います。(おそらく日本語訳があとででてくると思いますが) 続きを読む


妊婦と嗜好品

 どちらかといえば、保健師さんの領域の話題かもしれませんが、英国では妊婦と嗜好品についての2つの話題が大きく報じられています。 続きを読む


パンデミック対策に、抗ウイルス薬のスイッチを検討(米国)

 米FDAでは29日、抗ウイルス薬諮問委員会と非処方せん医薬品諮問委員会の合同の諮問委員会を開催します。この諮問委員会では、パンデミック対策に抗ウイルス薬(タミフル・リレンザ)の家庭での備蓄を進めるために、家庭用保管品(Medkits)の導入の検討の他、これら抗ウイルス薬のOTCへのスイッチの是非について話し合いが行われるようです。 続きを読む


抗肥満薬Orlistat、欧州でもスイッチへ

 欧州医薬品庁(EMEA:European Medicines Agency)の医薬品委員会(CHMP:Committee for Medicinal Products for Human Use)は23日、抗肥満薬Orlistat 60mg (Alli) について、処方せん医薬品から非処方せん医薬品へのスイッチを勧告しました。 続きを読む