Category Archives: 海外公的機関

米国FDA、英国MHRA、英国保健省など海外の公的機関が発表する情報です。

小児用OTC風邪薬の2歳未満の使用禁止を勧告(英国)

 英国MHRAは27日、2歳未満のOTC風邪薬の使用禁止を勧告し、6歳未満についても薬剤師による販売のみに制限する販売規制を行うと発表しました。英国各紙はこれを一斉に報じています。 続きを読む


子どもの目に触れないところにたばこは陳列すべき(英国)

 公共の場での全面禁煙など、たばこ対策がすすむ英国ですが、23日の英国各紙は英国政府が子どもの喫煙対策などとして、たばこの陳列をカウンターの下などの目に触れない場所での陳列を義務付けることや、パブやレストランでのたばこの自動販売機を禁ずる法案を検討中であることを伝えています。 続きを読む


眠剤服用後の異常行動に注意喚起(米FDA)

 米FDAは13日、米国内で販売されているすべての眠剤について、血管浮腫などの重篤なアレルギー反応や、眠っている(つまり記憶がない)にもかかわらず、何かを食べる、車を運転する、電話をかけるなどの異常行動を起こす可能性があるとして、これらの潜在的なリスクをラベルに記すよう製薬メーカーに要請しました。 続きを読む


たばこの包装裏面90%に写真による警告文(NZ)

 ニュージーランド(NZ)では、明日2月28日より、たばこの包装の表面30%、裏面90%に写真入りの警告文を表示することが義務付けられます。 続きを読む


無煙たばこは習慣性があり、健康に有害(EU)

 無煙たばこ製品(STP:Smokeless tobacco products)の健康への影響について検討していたEUの科学委員会(The Scientific Committee on Emerging and Newly Identified Health Risks (SCENIHR))は18日、STPは習慣性が強く、健康にとってに有害であるとした報告をまとめ、公表しました。 続きを読む


イエローカードオンライン副作用報告システムが本稼動(英国)

 既に何度も紹介していますが、英国では1964年におきたサリドマイドによる薬害をきっかけに、イエローカード副作用報告システム(Yellow Card Scheme)という独自の副作用報告システムがあります。 続きを読む


抗生剤がなくても、風邪はよくなる(英国キャンペーン)

 英国保健省(Department of Health)は4日、医師に対する抗生剤の耐性問題への再認識と、一般的な風邪に抗生剤は効果がないことを患者に意識付けるため、全国キャンペーンを開始すると発表しました。 続きを読む


グルコサミンとワルファリンの相互作用

 豪州の医薬品・医療機器等の公的規制機関TGAは1日、Australian Adverse Drug Reactions Bulletin の最新号を公表し、グルコサミンとワルファリンとの相互作用が疑われる12の事例があったと発表しています。 続きを読む


ニュージランド政府も2歳未満の風邪薬の使用禁止を勧告

 ニュージーランド保健省(New Zealand Ministry of health)は18日、「2歳未満の小児に風邪薬や咳止めを与えてはいけない」とする警告を発表しました。 続きを読む


FDA、2歳未満へのOTC風邪薬の使用中止を呼びかける

 米FDAは17日、「小児向けのOTC咳止め・風邪薬(シロップ剤)の使用で、死亡やけいれん、動悸、意識レベルの低下などの副作用が報告されているとして、これらのOTC薬を2歳未満の乳児に使用しないよう、親・保護者に対して勧告を発表しました。 続きを読む