Category Archives: 海外公的機関

米国FDA、英国MHRA、英国保健省など海外の公的機関が発表する情報です。

BTC薬制度導入についての公聴会が開かれる

 米FDAは14日、BTC(behind-the-counter)薬制度の導入についての公聴会を開催しました。公聴会では、薬剤師や薬局の関連団体の他、医師会、医薬品監視団体など33の団体が意見を述べたそうです。 続きを読む


無煙たばこと健康リスク

 欧州会議(European Parliament)は24日、加盟各国に職場(workplace)や公共の建物、輸送機関など閉鎖された場所での喫煙を禁止する法案を2年以内に策定することを求める議決を採択しました。 続きを読む


LovastatinのOTC化、再び検討へ(米国)

 米FDAは22日、Mevacor(一般名:Lovastatin、本邦未発売)のOTC化を検討する、非処方せん薬諮問委員会(Nonprescription Drugs Advisory Committee)と内分泌代謝薬諮問委員会(Endocrinologic and Metabolic Drugs Advisory Committee)の合同会議を12月13日に開催すると発表しました。 続きを読む


FDA諮問委、6歳未満に風邪薬を使用しないことを勧告

 米FDAは、18日、19日の2日間にわたって、非処方せん薬諮問委員会(Nonprescription Drugs Advisory Committee)と小児科諮問委員会(the Pediatric Advisory Committee)の合同の委員会を開催し、小児への風邪薬や咳止めについての有効性や安全性についての審議を行いました。 続きを読む


勃起不全治療薬と突発性難聴リスク(米国)

18日、米FDAはバイアグラ(肺高血圧症治療薬として承認されている“evatio”も含む)、レビトラ、シアリスなどホスホジエステラーゼ タイプ5(PDE5)阻害薬について、突発性難聴(sudden hearing loss)の潜在的リスクがあるとして、ラベルの変更を行うと発表しました。 続きを読む


米FDA、BTC薬制度の導入を検討

 米FDAは3日、BTC(behind-the-counter)薬制度の構想を明らかにし、一般から広く意見を求めるため、11月14日に公聴会を開催すると発表しました。また、11月28日まで同制度についてのパブリックコメントを行うと発表しました。 続きを読む


OTC風邪薬の乳幼児への使用、大幅に規制か(米国)

 8月16日のTOPICで、乳幼児へのOTC風邪薬・咳止め薬についての有効性や安全性の再検討が、10月18日、19日に開催される米FDAの諮問委員会で検討が行われると紹介しましたが、この諮問委員会の開催に先立って、FDAの安全部門の担当者によるレビューなどが掲載された報告書とOTCの業界団体であるCHPA(Consumer Healthcare Products Association)の意見書が27日FDAのウェブサイトに掲載されました。 続きを読む


食品添加物と子どもの多動性

 いまや私たちの食生活に欠かせないものに食品添加物がありますが、このほど英国の研究グループが、お菓子や清涼飲料水などに含まれる着色料や保存料が、ADHDの症状の一つでもある多動性(hyperactive behaviour)と関連性があるとする論文をLancet に発表し、欧米では大きな話題となっています。 続きを読む


プソイドエフェドリンの販売規制が決まる(英国)

 29日、MHRA(英国医薬品医療用製品規制庁)はプソイドエフェドリン及びエフェドリンの販売規制についてのPublic consultationの結果を発表し、今後2年間、これらのOTCの販売状況を見守り、POM薬(処方せん医薬品)への再分類は当面行わないと発表しました。 続きを読む


コデイン服用後の有害事象は遺伝子の型によって左右される

 米FDAは17日、授乳婦(nursing mothers)に対し、ごく稀ではあるが、コデイン服用後代謝の過程でできたモルヒネが乳汁に移行し、これを飲んだ乳幼児が呼吸抑制などの有害事象を起こす可能性があるとして、注意喚起を行っています。 続きを読む