Category Archives: 海外公的機関

米国FDA、英国MHRA、英国保健省など海外の公的機関が発表する情報です。

子ども用OTC風邪薬、さらに規制強化か(米国)

 米FDAは22日、OTC風邪薬・咳止め薬成分のルール作りを検討するための公聴会を10月2日に行うと発表しました。 続きを読む


高脂血症治療薬とがんリスク

 FDAは21日、シンバスタチン(リポバス)とエゼチミブ(ゼチーア)との合剤のVytorinについて、がんリスクの増加と関連があるかどうかを現在調査中であることを、Early Communication(早期伝達)で明らかにしました。 続きを読む


シンバスタチンとアミオダロンの相互作用(米国)

 米FDAは8日、シンバスタチン(リポバス)とアミオダロン(アンカロン)の相互作用情報を発表しています。 続きを読む


クラミジア対策にアジスロマイシンがスイッチ(英国)

 MHRA(英国医薬品庁)は5日、昨年から行われているアジスロマイシンのスイッチに関する Public consultation(関連記事:TOPICS 2007.6.30)結果を発表するとともに、今年末にもアジスロマイシンをPOM(処方せん医薬品)からP(薬局用薬)に医薬品分類を変更すると発表しました。 続きを読む


ビタミンB6の摂りすぎは体に有害かもしれない(豪州)

オーストラリアの公的医薬品規制機関のTGAは、1日発表した”Australian Adverse Drug Reactions Bulletin “で、ビタミンB6の過剰摂取は、神経障害、とりわけ末梢性ニューロパチー(eripheral neuropathy)起こす可能性があるとして、注意を呼びかけています。 続きを読む


最近の国内外の副作用等の報告状況

 7月24日、薬事・食品衛生審議会の平成20年度第1回医薬品等安全対策部会が開催され、昨年4月から今年3月までに厚労省に報告のあった医薬品の副作用報告についての集計結果が公表されています。 続きを読む


EMEA、モキシフロキサシンの使用制限を勧告

 欧州医薬品審査庁(http://www.emea.europa.eu/)(EMEA:European Medicines Agency)のヒト医薬品委員会(CHMP:Committee for Human Medicinal Products)は24日、肝毒性について再検討を行ってきたモキシフロキサシンの経口剤(アベロックス)について、リスクがベネフィットを上回るとしながらも安全性の懸念があるとして、 下記のような使用制限を勧告しました。 続きを読む


気道感染症における抗生剤の適正使用を求める(英国)

 英国NICEは23日、気道感染症(respiratory tract infections)における抗生剤の適正使用を求めた診療ガイドラインを発表しています。  続きを読む


ニューキノロン系抗菌薬に腱炎リスクの記載求める(米国)

 米FDAは8日、シプロフロキサシン(シプロキサン)、レボフロキサシン(クラビット)などのニューキノロン系抗菌薬について、腱炎(tendinitis)・腱断裂(tendon rupture)の副作用を黒枠警告として表示することを求めると共に、メーカーに対し患者向けの医薬品説明書である“medication guide”を作成するよう指示を行いました。 続きを読む


公共の場を禁煙にすることによる成果(英国)

 英国では、2006年3月のスコットランド地域に続き、イングランド地域でも公衆の場での全面禁煙とした法律(禁煙法)が施行されて7月1日で1年となりました。英国保健省(Department of Health)では1日、禁煙法施行後の実施状況やバーの空気環境やバーで働く人たちの健康状況についてのレポートをまとめ、公表しています。 続きを読む