Category Archives: 公的機関情報

国内外の公的機関が発表する情報です。

FDA諮問委、LABAs単剤は喘息に使用しないよう勧告

 12月6日のTOPICSで紹介しましたが、米FDAでは12月10-11日の2日間にわたって、成人や子どもの喘息などに広く使われている長時間作用型β2刺激吸入薬(LABAs:long acting beta-2 adrenergic agonists)のリスクとベネフィットを検討を行う、肺アレルギーの薬剤諮問委員会、薬剤安全とリスクマネージメント諮問委員会、小児科の諮問委員会による合同の諮問委員会が開催されました。 続きを読む


ピルのOTC化に向けて、試験販売が開始へ(英国)

 10日の英国各紙は、1月からロンドンの2つのプライマリケアトラスト(PCT)で、ピルの処方せんなしでの試験販売(pilot scheme)が開始されると伝えています。いよいよ、ピルのOTC化に向けて仕組み作りが始まるようです。 続きを読む


2011年からたばこの陳列販売禁止へ(英国)

 英国保健省では、5月31日から9月8日までたばこ販売の規制強化案についてのPublic cosultationを行ってきましたが、9日、その結果を公表するとともに、たばこを棚に並べて店頭で販売することをスーパーマーケットなどの大規模店では2011年11月から、その他の店舗でも2013年までに禁止すると発表しました。 続きを読む


長時間作用型β2刺激吸入薬の安全性に懸念(米FDA)

 米FDAでは、12月10-11日に肺アレルギーの薬剤諮問委員会、薬剤安全とリスクマネージメント諮問委員会、小児科の諮問委員会による合同の諮問委員会の開催が予定されています。 続きを読む


医薬品の名称の類似性起因の医療事故防止対策強化を求める

 厚労省の医政局長、医薬食品局長は、先月ヒドロコルチゾン製剤「サクシゾン」と筋弛緩剤「サクシン注射液」を誤って処方し投与したことによる死亡事故が発生したことを受け、改めて患者の生命に直接かかわる可能性のある医薬品による取り違え事故等を防止を図ることを医療機関にもとめる通知を各都道府県に行っています。 続きを読む


英国におけるスイッチOTC25年の歩み

 4日の英国医薬品庁(MHRA)のウェブサイトに、興味ある情報が掲載されています。 続きを読む


酸化マグネシウムのリスク分類を第2類へ引き上げ

 本サイトではすでに9月20日のTOPICで紹介済みですが、11月27日公表された医薬品・医療機器等安全性情報252号で、「酸化マグネシムによる高マグネシウム血症について」が掲載されました。 続きを読む


タムスロシンのOTC化を検討(英国)

 英国MHRA(医薬品庁)は27日、タムスロシン塩酸塩0.4mgカプセル(英国商品名:FLOMAX、本邦販売名:ハルナール他)について、POM(処方せん薬)からP(薬局用薬)への変更についての public consultation(日本のパブリック・コメントに該当)を開始しました。 続きを読む


医薬品のネット販売についての国会の動き

 パブリックコメントの結果の発表も近づき、ここのところ医薬品のネット販売についての各団体の動きが高まっていますが、国会でも議員による質問が相次いでいるようです。 続きを読む


ファイザー社、欧州でのバイアグラのスイッチを断念

 以前、バイアグラが欧米でOTC化されるのではないかとの動きをお伝えましたが、20日、欧州医薬品庁(EMEA:European Medicines Agency)とファイザー社は、ファイザー社が行っていたOTC化の承認申請を取り下げたと発表しています。 続きを読む