Category Archives: 公的機関情報

国内外の公的機関が発表する情報です。

リレンザで転落死?

 耐性ウイルスの発現で今シーズンは処方が増えているリレンザですが、今月27日、インフルエンザで学校を休んでいた高校2年生の男子生徒が集合住宅から転落死した事件について、厚労省は29日、事前に抗インフルエンザ薬「リレンザ」が処方されていたと発表しました。 続きを読む


厚労相、ネット販売に関する検討会設置を示唆

 改正薬事法の省令案について、今日の時点でもパブリックコメントの結果が示されていませんが、舛添厚労相は23日の閣議後記者会見で、インターネット販売に関する大臣直属の検討会の設置を示唆したそうです。 続きを読む


厚労省、市町村国保に後発医薬品情報の通知の取り組みを求める

 TOPICS 2008.9.16TOPICS 2006.04.07 などで紹介した、「後発医薬品情報の通知」(先発医薬品から後発品に切り替えた場合の窓口負担軽減効果を通知)の取り組みですが、20日行われた、全国厚生労働関係部局長会議で、国民健康保険における後発品の普及促進策として、市町村国保が活用することを求めたようです。 続きを読む


OTC抗肥満薬を欧州委員会が承認

 GlaxoSmithKline社は1月21日、抗肥満薬Orlistat 60mg (Alli) が欧州委員会(European Commission)から承認を受けたと発表しました。 続きを読む


処方せん医薬品スイッチに対する英国医師の本音

 英国では現在、国策としてさまざまな処方せん医薬品のOTC化が検討されていますが、このほどDTB 誌(Drugs and Therapeutics Bulletin、広告を載せない独立・中立の医学雑誌)は、OTCへのスイッチが検討されているトリメトプリムとタムスロシン、4年前にスイッチされたシンバスタチンについて、スイッチの是非などについての調査を行い、このほどその結果を発表しています。 続きを読む


偽造医薬品の危険性を伝えるキャンペーンを開始(英国)

 英国医薬品庁(MHRA)は15日、ファイザー社や患者団体などと協力して偽造医薬品(counterfeit medicines)の危険性を伝えるキャンペーンを開始すると発表しました。 続きを読む


カナダ当局、バレニクリンの注意喚起強化を検討

 カナダ当局の HEALTH CANADA は6日、禁煙補助薬のChampix(一般名:バレニクリン、本邦商品名:チャンピックス)について、精神神経系の有害事象についてのラベル変更を現在検討中であることを明らかにしました。 続きを読む


第2回ジェネリック医薬品品質情報検討会

 皆さんもご存知のように、一昨年10月にまとめられた「後発医薬品の安心使用促進アクションプログラム」において、品質確保のための国による取組みとして、「ジェネリック医薬品品質情報検討会」が設置されていますが、昨年12月17日に第2回の検討会が非公開で開催され、このほど議事概要が公開されています。 続きを読む


薬局を活用したHIV無料検査の試行事業を開始(スペイン)

 海外では、薬局はそのアクセスのよさから、STDなど、日本では保健所で行うような検査を薬局に委託する国もあるようですが、BMJ 誌のニュースなどによると、スペインのカタロニア地方では、今年からHIV検査を薬局で無料で行うというパイロット・プロジェクト(試行事業)が開始されるようです。 続きを読む


10代へのタミフルの使用制限見直し、今シーズンは見送りへ

 新型インフルエンザ対策の報道が優先し、すっかりメディアがとりあげなくなってしまったタミフルの副作用問題ですが、 続きを読む