Category Archives: 公的機関情報

国内外の公的機関が発表する情報です。

吸入型インスリンは費用対効果が十分でない(英国)

 健康増進や病気の予防と治療に関する手引きを手がける英国独立機関のNICE(The National Institute for Health and Clinical Excellence)は、今年1月に承認された吸入型インスリンのエクスベラについて、全ての糖尿病患者には推奨できないとの見解をまとめ、英国では波紋を呼んでいます。 続きを読む


下水への医薬品廃棄は環境に影響するか? 環境省実態調査へ

 共同通信によれば、環境省はは15日、河川や大気中の化学物質を調べる「化学物質エコ調査」の対象に本年度から、新たに医薬品の成分を加える方針を明らかにしたと伝えています。 続きを読む


『ジェネリック医薬品促進通知書』提供サービス

 (株)NTTデータは5日、データホライゾン(株)と共同で、健康保険組合や国民健康保険等の医療保険者へ被保険者のジェネリック医薬品処方推進に向けたサービスを開始すると発表しました。 続きを読む


吸入タイプのインスリン「エクスベラ」が米国・欧州で承認

 FDAは、昨年9月の内分泌・代謝性医薬品諮問委員会(Endocrinological and Metabolic Drugs Advisory Committee)での票決を受け、27日、吸入タイプのインスリン「エクスベラ(Exubera)」(遺伝子組み換え技術で製造されたヒトインスリンの粉末で、眼鏡ケース大の専用吸入器を使って口から吸入)の販売を認可すると発表しました。 続きを読む


肥満症治療薬「ゼニカル」がOTCとして販売へ(米国)

 23日、FDAの専門諮問委員会(Nonprescription Drugs and Endocrinologic & Metabolic Drugs advisory committees)が行われ、膵リパーゼ阻害剤の肥満症治療薬「ゼニカル(xenical 一般名:orlistat)」をOTCとして認可を求める票決を行いました。早ければこの夏にも、60?カプセル(処方薬は120?カプセル、副作用に配慮)がOTCとして発売される見通しです。 続きを読む


医薬品販売制度改正検討部会報告書(案)が示される

 11月25日、第22回医薬品販売制度改正検討部会が行われ、改正の理念と基本的方向性などが記された報告書(案)が提示された。 続きを読む


薬局でクラミジア検査キットを無料配布(英国)

 英国では、若者の10%がクラミジアに感染しているといわれ、治療をされないために子宮外妊娠や不妊症の原因となることに英国保健省は問題視、全国クラミジアスクリーニングプログラム(The National Chlamydia Screening Programme、NCSP)を策定、2002年よりさまざまな取り組みをしています。 続きを読む


患者による副作用直接報告(英・イエローカード計画)

 英国では、1964年におきたサリドマイドによる薬害をきっかけに、独自の副作用報告システムであるイエローカード計画(Yellow Card Scheme)がスタートしている。 続きを読む


カナダ州政府がプソイドエフェドエリンの販売を規制

 カナダのメディアは1日、西カナダのマニトバとサスカチェワン州政府が、覚せい剤対策キャンペーンの一環として、プソイドエフェドリンのみを含有する17製剤について販売が規制されると伝えています。 続きを読む


自然災害発生時における医療支援活動マニュアル

 新潟県中越地震の医療支援体制を検証し、留意点や必要な対策をまとめたマニュアルを、このほど厚労省の研究班がまとめました。 続きを読む