Category Archives: 公的機関情報

国内外の公的機関が発表する情報です。

FDAの諮問委員会が吸入タイプのインスリン承認を支持

 FDAの内分泌・代謝性医薬品諮問委員会(Endocrinological and Metabolic Drugs Advisory Committee)は、1型および2型糖尿病にエクスベラ(Exubera)が有効とする票決を行い、承認についての了承を行いました。 続きを読む


重篤副作用疾患総合対策事業の検討が始まる

 7月19日、「重篤副作用総合対策検討会」の第1回会合が開催され、重篤副作用総合対策事業が行われることになった。厚労省HPに資料が掲載されたので紹介したい。 続きを読む


オキシドールは、テロ関連物質として管理徹底を

 今月7日の英国で起きた同時爆破テロを受け、日本でも政府が国内のテロ対策の強化が急がれていますが、日頃、薬局薬店で販売されている「オキシドール」が、爆発物の原料となる化学物質として、管理の強化等の徹底が求められていることを皆さんはご存知でしょうか? 続きを読む


FDA、勃起不全薬に対し視力障害に関する情報追加を発表

 7月8日FDAは、市販後報告に基づき、シルデナフィル(バイアグラ)・バルデナフィル(レビトラ)などの勃起不全薬について、関連性は認められないもの、視神経に血液が流れにくくなっておこる、非動脈炎性前部虚血性視神経症(NAION)発症の可能性があることを記した、ラベル(添付文書・患者向け情報)の変更について、合意したと発表しました。 続きを読む


デキストロメトルファンの濫用(米国)

 米国では鎮咳薬として最も広く使用されていたcodeine(米国では処方薬)に代わって、デキストロメトルファン(DXM)が普及し、OTCとして広く使われています。ところが、近年このDXMを含むカプセル剤(OTCなどから成分を抽出し、高含量の粉末をつめたもの)によると思われる健康被害が多発し、FDAは5月20日に、TALK PAPERで、DXM濫用についての警告を伝えています。 続きを読む


家庭から出る注射針、市町村に処理責任 環境省通知へ

 環境省は、医療関係者や自治体職員らで、糖尿病の治療などで使う注射針、輸液点滴セット、血液のついたガーゼなど家庭から出る感染性の廃棄物の処理の仕方について、2003年に検討会を設置し、検討を続けてきたが、13日、家庭から出る治療用の注射針など、感染の恐れがある廃棄物について、市町村が責任を持って処理するよう通知することを決めた。 続きを読む


C型肝炎と関節リウマチの治療薬、自己注射が可能に

 厚労省の中央社会保険医療協議会(中医協)は6日、慢性のC型肝炎患者と関節リウマチ患者が自宅などで自分で薬剤を注射することを了承した。対象となる薬剤はC型肝炎が「インターフェロンアルファ」、関節リウマチが「エタネルセプト」で、インターフェロンアルファは週3回、エタネルセプトは週2回の継続的な投与が可能。両製剤の利用者は、それぞれ約3万人と約1万5000人と推定される。 続きを読む


厚労省、処方せん医薬品等の取り扱いについて通知

 厚労省は4月からの改正薬事法の全面施行に伴い、3月31日付で「処方せん医薬品」等の取り扱いについて、都道府県に通知した。(日薬HP会員向けページに掲載されている) 続きを読む