Category Archives: 公的機関情報

国内外の公的機関が発表する情報です。

HPVワクチン導入で、ティーン女子の感染率が大幅減(米国)

 日本では現在、接種の積極的な勧奨が一時見合わせになっているHPVワクチン(子宮頸がんワクチン)ですが、米国では、2006年のワクチン導入から4年で、14~19歳女子の感染率が大幅に減ったとするCDCの研究者にによる調査結果が J Infect Dis.誌に掲載され、話題になっています。 続きを読む


子宮頸がん予防ワクチン、積極的には勧めないって?

 14日の夜からあちこちのメディアで報じられているので既にご存じかと思いますが、厚労省は14日開催された予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会/薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)における議論を踏まえ、子宮頸がんワクチン(正式には、HPVワクチンですが、今回の記事はこちらで統一します)の「積極的な勧奨は一時見合わせ」(この表現が適切かと考えました)とする意見をまとめ、自治体に通知を行っています。 続きを読む


心血管患者にはジクロフェナクは使用すべきでない(EMA)

 NSAIDsの心臓血管病リスクについては、選択的COX-2阻害薬が特に高いといわれていましたが、最近の研究では非選択的COX-2阻害薬においても同様のリスクあるとの指摘が行われています。 続きを読む


安定ヨウ素剤の(事前)配布に薬剤師の役割が重要になる

 医薬品のネット販売解禁の発表と重なり紹介が遅れてしまいましたが、原子力規制委員会は5日開催の定例会で、原発事故時の甲状腺被ばくを防ぐ安定ヨウ素剤の事前配布方法などが盛り込まれた「原子力災害対策指針」の改定を決めています。 続きを読む


12歳未満は、コデイン配合製品を使用しないよう勧告(カナダ)

 以前、授乳婦がコデインを服用した場合、ごく稀ではあるが、コデイン服用後代謝の過程(迅速代謝)でできたモルヒネが乳汁に移行し、これを飲んだ乳幼児が呼吸抑制などの有害事象を起こす可能性があるという報告があるとして、添付文書が変更されたことを紹介しました(TOPICS 2009.12.02)が、Health Canada は6日、授乳婦だけではなく、12歳未満の子どもについても使用しないよう勧告を行っています。 続きを読む


地方自治体による病院等医療施設前の薬局用地売却に関する質問主意書(Update2)

 TOPICS 2013.04.08  のコメントで紹介しましたが、民主党・無所属クラブの柚木道義衆院議員の質問主意書です。ようやく質問本文がアップされたので紹介します。 続きを読む


一般用医薬品のネット販売、ほぼ全面解禁か

 昨日から各紙が伝えていますが、流れは第一類のごく一部を除き解禁という方向のようです。 続きを読む


切迫早産と硫酸マグネシウム

 米FDAのアナウンスです。この分野は弱いのですが、ちょっと気になったので学習メモとして記事にまとめました。 続きを読む


第11回一般用医薬品のインターネット販売に関するルールの検討会

 31日、注目の一般用医薬品のインターネット販売等のルール作りを行う11回目の検討会が開催されて います。(今後記事更新する場合があります。詳しい状況は、今後の報道等でご確認下さい。) 続きを読む


一般用医薬品の郵便等販売の経過措置再延長の省令が公布

 5月31日付け官報で、一般用医薬品のネット・通信販売の経過措置の今年末までの延長についての省令が公布されました。インターネット版官報(http://kanpou.npb.go.jp/)の本誌第6057号(2ページ)で閲覧できます。 続きを読む