Category Archives: 公的機関情報

国内外の公的機関が発表する情報です。

てんかんなどの既往歴がある人にはケトチフェンは禁忌

 厚労省は20日、ケトチフェンフマル酸塩(経口剤)について、てんかん又はてんかんの既往歴のある患者には使用しないよう、添付文書の変更の指示を行っています。 続きを読む


明細書無料発行、薬局での必要性は少ない?

 20日、中医協の総会が開かれ、12月から1月に行われた明細書発行に関する実施状況調査の結果の概要が明らかになっています。 続きを読む


大阪府、三牧ファミリー薬局 を告発

 大阪府は19日、三牧ファミリー薬局を経営する有限会社光漢堂の代表取締役を、改正薬事法が施行された平成21年6月1日以降、郵便等販売において、一般用医薬品(第1類)及び医療用医薬品を販売していたとして、大阪府枚方警察署に告発したことを明らかにしています。 続きを読む


オルメサルタン更新情報(米FDA)

 TOPICS 2011.06.12 で、米FDAがオルメサルタン(オルメテック、レザルタス(配合剤)、米国名:Benicar)の心臓血管の影響(cardiovascular effects)のレビューを進行していることを紹介しましたが、14日更新情報がアップされています。 続きを読む


ファーマコビジランスとは(英MHRA)

 本サイトでも時々出てくるPharmacovigilance(ファーマコビジランス、ファーマコヴィジランス、医薬品安全性監視)という概念ですが、英国医薬品庁(MHRA)では、この概念の解説と重要性、医療関係者の協力を求めたページを開設しています。 続きを読む


ドパミン作用薬を服用中の患者さんへ(仏・リーフレット)

 パーキンソン病やレストレスレッグス症候群に広く使われているドパミン作用薬ですが、フランス当局のAfssaps は、4月11日の世界パーキンソンデー(World Parkinson’s Day)に合わせて、ドパミン作用薬を服用している患者さん向けのリーフレットを作成しています。

Médicaments «dopaminergiques» – Mise à disposition d’un dépliant d’information destiné aux patients et à leur entourage – Communiqué
(Afssaps 2011.4.11)

Dépliant : Médicaments dopaminergiques : mieux connaître certains effets indésirables pour en parler plus facilement
(Afsspas 2011.4.11 PDF:913KB)(テキストGoogle翻訳→リンク 続きを読む


スイッチ成分として不適切だとするその理由は?

 日本薬学会は、2008年3月、2009年3月、2010年3月の3回にわたり、「医療用医薬品の有効成分の一般用医薬品への転用に係る候補成分検討報告書」を提出し、さまざまな成分を将来のスイッチの候補として挙げていますが、その後に医学会等から提出された意見によって、ことごとくスイッチは不適切だとして、スイッチの対象から外されてしまったことについて、本サイトではたびたび紹介してきました。 続きを読む


アセトアミノフェン製剤の添付文書改訂

 順次、各施設にDMにて「使用上の注意改訂のお知らせ」が届いているかと思いますが、3月22日の厚生労働省医薬食品局安全対策課の事務連絡等により、アセトアミノフェン製剤の安全対策(TOPICS 2011.01.21)に沿った添付文書の改訂が行われています。 続きを読む


たばこの包装にロゴはいらない(豪州)

 豪州の保健・高齢化省(Department of  Health and Ageing)は7日、ブランド名のロゴやイメージカラーなどを認めない、健康リスクの警告画像(Graphic Health Warnings)のパッケージ面に占める部分を広げるなどのたばこパッケージに関する規制法案を提出しています。 続きを読む


規制・制度改革、医薬品のネット販売等は今回見送りに

 8日の閣議で、行政刷新会議の「規制・制度改革に関する分科会」が取りまとめた規制・制度改革の方針が閣議決定されています。医療や介護に関するライフイノベーション分野は19項目で、規制仕分け(TOPICS 2011.03.02)で取り上げられた「一般用医薬品のインターネット等販売規制」や「医薬品及び医療機器の審査手続」、また「調剤基本料の一元化」などの項目は、震災などの影響もあり調整がつかず、今回の閣議決定には盛り込まれなかったとのことです。 続きを読む