Category Archives: 公的機関情報

国内外の公的機関が発表する情報です。

内閣府・国民の声アイディアボックス(14日まで)

 内閣府では現在、6月に閣議決定した「新成長戦略~『元気な日本』復活のシナリオ~」の7つの戦略分野を中心に、国民の声を集め、この秋以降の規制・制度の改革の方向性について検討を行っていますが、27日からは新たに「国民の声アイディアボックス」というページが開設され、多くの意見が寄せられています。 続きを読む


Avandia、EUは撤去・USは厳しい使用制限へ(Update)

 欧州医薬品庁(EMA)と米FDAは23日、心臓血管病のリスクが指摘されているチアゾリジン系糖尿病治療薬のアバンディア(Avandia、一般名:rosiglitazone。Avandamet、Avaglimの合剤も含む)について、EUではリスクがベネフィットを上回るとして市場からの撤去(承認の取消)が勧告、そして米国では厳しいアクセスの制限が発表され、アバンディアは市場からの大幅な撤退を余儀なくされそうです。 続きを読む


ピオグリタゾンと膀胱がんの発症リスク(米FDA)

 米FDAは17日、チアゾリジン系糖尿病治療薬のピオグリタゾン(アクトス他)について、膀胱がんの発症リスクとの関連性のレビューを現在進行していることを明らかにしました。 続きを読む


抗肥満薬lorcaserin、FDA諮問委は承認を認めず

 16日、FDAの内分泌・代謝性医薬品諮問委員会(Endocrinological and Metabolic Drugs Advisory Committee)が開催され、エーザイ社の米国子会社が米国における独占的販売供給契約を締結している、Arena社の抗肥満薬 ロルカセリン(lorcaserin、商品名:LORQESS)についての審議を行い、潜在的なリスクがベネフィットを上回るとして、反対9、賛成5、棄権0で諮問委員会として、承認は推奨できないとの結論が出されています。 続きを読む


シブトラミンの販売継続の是非は割れる(FDA諮問委)

 心臓発作などの心臓血管病のリスクがベネフィットを上回るとして、EUでは使用の中止勧告が行われている抗肥満薬シブトラミン塩酸塩水和物(商品名 Meridia など)(TOPICS 2010.01.22)ですが、米国でも15日開催されたFDAの内分泌・代謝性医薬品諮問委員会(Endocrinological and Metabolic Drugs Advisory Committee)で、販売継続が妥当かどうかの検討が行われています。 続きを読む


PTP包装シートの誤飲は一包化だけで防げるか?

 独立行政法人国民生活センターは15日、薬の服用の際、錠剤やカプセルと一緒にPTP包装を誤飲し、喉や食道など傷つける事故が高齢者に目立つとして、消費者にはさみなどで1錠ずるに切ることを避けることなどを呼びかける報告書を発表しています。 続きを読む


デキストロメトルファンOTC咳止め薬の再分類は不要(FDA諮問委)

14日、デキストロメトルファン(DXM)含有OTC咳止め薬による潜在的リスクとベネフィットについての検討を行う諮問委員会(Drug Safety and Risk Management Advisory Committee Meeting)が開催され、DXMをコントロールが必要な成分に再分類し、処方せんによる販売のみとすべきとしたFDAの提案は、評決の結果9対15で支持されませんでした。 続きを読む


第1回医療情報化に関するタスクフォース

 TOPICS 2010.05.11 で、政府の高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(IT戦略本部)が「新しい情報通信技術戦略」をまとめ、近い将来おくすり手帳も電子化されるかもしれないした記事を掲載しましたが、実現に向けてのかなり具体的な案が、8日開催された医療情報化に関するタスクフォースの第1回会合で示されています。 続きを読む


トランス脂肪酸ファクトシート(消費者庁)

 消費者庁は10日、「栄養成分及びトランス脂肪酸の表示規制をめぐる国際的な動向」及び「脂質と脂肪酸のはなし」をファクトシートとしてウェブサイトに掲載しています。 続きを読む


薬剤師は適切な医療に結びつけるキーパーソン(自殺対策PT)

 厚労省の自殺・うつ病等対策プロジェクトチーム(PT)は9日、自殺との関連が指摘される医師の指示量を超えた向精神薬の服用防止や、薬物治療のみに頼らない診療体制への転換を目指すため、新たな施策をまとめています。 続きを読む