Category Archives: 医療事故防止

医療事故防止に関する情報です。

第3回医薬品安全使用実践推進検討会

 17日、厚生労働省の第3回医薬品安全使用実践推進検討会が開催され、20年度「医薬品安全性情報活用実践事例等の収集事業」の報告書と、 医薬品安全性情報の活用について先進的な取り組みをしている医療機関の事例をまとめた「安全性情報院内活用実践事例集」が示され、検討会で了承されたそうです。 続きを読む


医薬品の名称の類似性起因の医療事故防止対策強化を求める

 厚労省の医政局長、医薬食品局長は、先月ヒドロコルチゾン製剤「サクシゾン」と筋弛緩剤「サクシン注射液」を誤って処方し投与したことによる死亡事故が発生したことを受け、改めて患者の生命に直接かかわる可能性のある医薬品による取り違え事故等を防止を図ることを医療機関にもとめる通知を各都道府県に行っています。 続きを読む


抗リウマチ剤メトトレキサート製剤についての注意喚起

 厚労省医薬食品局安全対策課は10月20日付けで、抗リウマチ剤として使用されるメトトレキサート製剤について、医療機関等に対して、注意喚起を行うよう各都道府県に通知を行っています。 続きを読む


処方権の獲得より、薬剤師の職能を全うすることが重要

 6日、7日に東京で行われた日本社会薬学会第27年会(http://syayaku27.com/program.html)の続報です。今度は病院薬剤師に関するものです。 続きを読む


サリドマイド製剤安全管理基準書案が示される

 厚労省は13日、薬事・食品衛生審議会で近く承認の可否の審議が予定されているサリドマイド製剤「サレドカプセル」の安全使用についてまとめた、「サリドマイド製剤安全管理基準書(案)」を公表し、パブリック・コメントを開始しています。 続きを読む


医療事故防止キャンペーン「いのちをまもるパートナーズ」

 「医療の質・安全学会」「日本病院団体協議会」「日本医師会」「日本看護協会会長」「日本臨床工学技士会」の5団体で組織される「医療安全全国共同行動推進会議」は17日、都内で「医療安全全国共同行動」のキックオフ・フォーラムを開き、医療の安全確保と質の向上を目的に、病院や関係団体が共同で対策に取り組む全国キャンペーン「いのちをまもるパートナーズ」を開始すると発表しました。 続きを読む


医薬品安全使用実践推進検討会

 12日、厚労省の第2回医薬品安全使用実践推進検討会が開催され、平成19年度医薬品安全性情報活用実践事例の収集報告書などが示されています。 続きを読む


医薬品類似名称検索システム

 医薬品関連の医療事故やヒヤリハット事例の中には、医薬品の名称の類似性に起因している事例が少なくありませんが、JAPIC(財団法人日本医薬品情報センター)では医薬品名称の類似性について各種の指標を示して、類似性の客観的なチェックをするための検索システムを公開しています。 続きを読む


米国版おくすり手帳

 米国ヘルスシステム薬剤師会(ASHP:the American Society of Health-System Pharmacists、病院薬剤師会に相当)とASHP研究教育財団(ASHP Research and Education Foundation)は、このほど sanofi-aventis 社のバックアップを受けて、“My Medicine List”を作成したと発表しました。 続きを読む


浣腸を立った姿勢・前かがみで行うことは危険

 財団法人日本医療機能評価機構(http://jcqhc.or.jp/html/index.htm)では、医療安全対策の一層の推進を図るため、医療事故情報やヒヤリ・ハット事例を収集し、その発生要因や背景を分析・検証し、医療事故防止に資するための情報提供を行っていますが、このほどグリセリン浣腸の方法によって直腸穿孔を起こす可能性があるとして、注意喚起を促す「医療安全情報No.3」を医療機関等に提供しています。 続きを読む