Category Archives: OTC・一般用医薬品

一般用医薬品や医薬品販売制度に関する情報を紹介します。

トリクロサンの安全性、環境への影響

 日本でも薬用石鹸の成分などとして広く使われているトリクロサンについて、米FDAは8日、安全性に関するレビューが進行中であることを明らかにしています。 続きを読む


OTC薬は病院でもらう場合と比べた割高感の払拭も必要(厚労相)

 7日の衆議院(訂正します)の厚生労働委員会で、自民党の鴨下議員の「長期収載品などはOTCとしてスイッチされるべきではないか」と質問に対し、長妻厚労相は「前例にこだわらず、ふさわしいものを見極めたい」と答弁し、医療用医薬品の一般用医薬品への積極スイッチについて、肯定的な考えを示しています。 続きを読む


第1回ライフイノベーションWG(行政刷新会議)

 TOPICS 3.30 のコメントで紹介しましたが、行政刷新会議の規制・制度改革に関する分科会に属する、「ライフイノベーションワーキンググループ(WG)」の第1回会合が5日開催され、今後、「保険外併用療養(いわゆる「混合診療」)の原則解禁」「一般用医薬品のインターネット等販売規制の緩和」「医行為の範囲の明確化(診療看護師資格の新設)」など13項目14のテーマについて話し合われる事が決まりました。  続きを読む


OTCタムスロシンの販売が開始(英国)

  すでに紹介済み(TOPICS 2008.11.28 2009.12.3)ですが、英国では31日から前立腺肥大による症状を緩和するOTC薬“Flomax Relief”(タムスロシン塩酸塩0.4mgカプセル)の販売が開始されました。 続きを読む


医薬品ネット販売規制は適法(東京地裁判決)

 30日、去年5月にケンコーコムとウェルネットの2社が医薬品のネット販売を行う権利の確認および省令の無効確認または取り消しを求めた行政訴訟の判決が行われ、両社の請求を退ける判決を言い渡しました。 続きを読む


リアップなど、リスク分類変更に動き出す

 19日、厚労省の薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会が開催され、ミノキシジル(リアップなど)など7成分が「一般用医薬品のリスク区分の妥当性を検討する成分」として提案されています。 続きを読む


男性の鎮痛剤常用は難聴をもたらすかもしれない

 OTC医薬品として日本でも広く配合されている、アスピリン、イブプロフェンなどのNSAIDs、アセトアミノフェンといった鎮痛剤を常用すると、難聴(Hearing Loss)のリスクが高まるとした論文が、The American Journal of Medicine 誌に掲載されています。 続きを読む


GSK社、新ポリグリップEXの出荷・生産を停止

 英国GSK社は18日、世界の多くの人が使用している入れ歯安定剤「ポリグリップ」のうち、亜鉛を含む一部の製品について、不適切な使用が行われると亜鉛の過剰摂取につながり、神経症状などを引き起こす可能性があるとして、亜鉛が含まれていない製剤に変更すると発表しました。 続きを読む


薬の選び方を学び 実践する OTC薬入門(書籍紹介)

 改正薬事法が施行されて8ヶ月余りが経ち、現場の薬剤師や登録販売者には、セルフメディケーションのアドバイザーとしての職能を期待されています。最近はこういった現状に応えるべく、OTC薬の解説書や情報書を書店の店頭で多く目にしますが、読むには情報量がやや多く、またOTC薬の販売の実践にすぐ役立つ書籍として購入意欲をそそられるものはあまりありませんでした。 続きを読む


デキストロメトルファン濫用で小学校がパニック(タイ・バンコク)

 日本ではほとんど注目されていないデキストロメトルファン(DXM)の濫用問題ですが、タイのバンコク市内のある小学校で、4〜6年生の児童83人がDXMの錠剤を過量服用して、緊急搬送された騒ぎを地元各紙が伝えています。 続きを読む