Category Archives: OTC・一般用医薬品

一般用医薬品や医薬品販売制度に関する情報を紹介します。

デング熱・ジカ熱対策に高濃度虫よけ剤が発売

去年のデング熱、そして今年のジカ熱など、蚊を媒介する感染症対策として、虫よけ剤が注目されるところですが、日本での製品は海外のものよりも濃度が薄く、効果や持続時間に疑問の声が以前より出ていました。 続きを読む


スイッチOTCの候補成分の要望の募集が開始(厚労省)

 厚労省は8月5日、セルフメディケーションの推進に向け、スイッチOTC医薬品の候補となる成分の要望を受け付けを行うページを開設しました 続きを読む


セルフメディケーション税制とスイッチOTC(Update3)

 平成28年度税制改正で新設された、セルフメディケーション税制というのをご存知でしょうか? 続きを読む


海外におけるスイッチOTCの状況(2016)(Update)

セルフメディケーションの推進から、海外では日本ではまだ処方せん医薬品扱いとなっている多くの成分が既にスイッチされていることは、本サイトでも度々紹介していますが、日本でもスイッチ成分の要望を専門家だけでなく、消費者を含めてすべての人から受け付け、新たに立ち上げる検討会で候補を決め、これを企業が開発するという仕組みに改められることを以前紹介しました。 続きを読む


酸化マグネシウムによる高マグネシウム血症

 久しぶりのエントリーです。

 すでにご存じかと思いますが、厚労省は20日、酸化マグネシウム製剤の添付文書改訂の指示を発出しています。 続きを読む


一般用医薬品の中分類って?(Update)

 先日の検討会で、「日本医薬情報センター(JAPIC)の一般用医薬品集の製品群で「中分類」につき2銘柄以上の医薬品を取り扱っている」という要件(案)が示されたことから、「中分類」とは何か調べてみました。 続きを読む


現場・生活者のニーズも~スイッチ化の新たなスキーム

 TOPICS 2015.05.24 のコメント欄で触れましたが、29日、薬食審の要指導・一般用医薬品部会が開催され、「医療用医薬品の有効成分の一般用医薬品への転用の仕組みについて」が話し合われました。 続きを読む


一般用医薬品の地域医療における役割と国際動向に関する研究

 エパデールのスイッチ問題などにより、医療用医薬品の一般用医薬品への転用(スイッチ承認)については現在、萎縮・停滞しているともいえる状況ですが、こういった現状を改めるべく、今後のスイッチの仕組みを改善することの提言をまとめた報告書が公表されています。 続きを読む


今度こそ、処方薬の市販拡大なるか?

 医療用医薬品(処方薬)からのOTCへのスイッチ推進が言われ続けていながら、未だ目玉となるスイッチが行われず、他国から大きく遅れている日本ですが、例によって、日経が観測記事を27日掲載しています。 続きを読む


フッ化物洗口液が要指導医薬品に指定(パブコメ結果)(Update)

 TOPICS 2014.12.30 で紹介しましたが、薬食審・要指導・一般用医薬品部会で承認の了承が得られた、フッ化ナトリウムを有効成分とした虫歯予防の洗口液「エフコート」の要指導薬への指定が13日の官報で告示されました。インターネット版官報(http://kanpou.npb.go.jp/)(本紙6491号 3ページ)で閲覧できます。 続きを読む