Category Archives: OTC・一般用医薬品

一般用医薬品や医薬品販売制度に関する情報を紹介します。

医薬品のネット販売規制訴訟の初公判が開かれる

 14日、ケンコーコムとウェルネットの2社が、医薬品のネット販売を行う権利の確認および省令の無効確認または取り消しを求めた行政訴訟(TOPICS 2009.5.25)の第1回公判が14日、東京地裁所で行われ、原告側からの意見陳述が行われています。 続きを読む


厚労省、OTCの販売実態を覆面調査で確認へ

 2008.9.25 のTOPICS で、消費者団体が行う覆面調査の話題を紹介しましたが、日本でも厚労省の主導で覆面調査を実施するようです。 続きを読む


特例販売業のかけこみ取得で伝統薬の新規通販は可能

 ラジオを聞いていると今でも頻繁に耳にするCM、再春館製薬の“痛散湯”(指定第二類、麻杏よく甘湯+防已)ですが、新薬事法では新規の通信販売はできないはずであり、無意味な広告ではないかと思っていましたら、実は旧薬事法の“特例販売業”という手段を使って、堂々と新規客への販売を継続しているということを知りました。 続きを読む


米FDA諮問委、アセトアミノフェンの安全対策を勧告

 TOPICS 2009.05.28 で紹介しましたが、米FDAは6月29日・30日の2日にわたって、35人の専門家を集めて、アセトアミノフェンの安全対策に関する諮問委員会を開催しました。 続きを読む


バイアグラの処方せんなしでの販売拡大へ(英国)

 英国マンチェスターの一部地域で行われている大手ドラッグストアチェーン“Boots”(http://www.boots.com/)によるバイアグラの試験販売(TOPICS 2007.02.13)ですが、英国各紙は19日よりイングランド・ウェールズにある29の店舗に拡大すると伝えています。 続きを読む


亜鉛の鼻腔内適用は嗅覚障害をもたらす(米FDA)

 米FDAは16日、亜鉛を含む鼻腔内に使用するOTC3製品について、嗅覚脱出(anosmia)や嗅覚消失(loss of sense of smell)を引き起こす可能性があるとして、消費者に使用しないよう呼びかけました。 続きを読む


OTC選択で薬剤師の助言は消費者に重視されているか(ニールセン調査)

 11日、ニールセン・カンパニー合同会社(http://jp.nielsen.com/)は、非処方せん薬の使用に関するグローバルオンライン消費者調査の結果の概要を発表しました。 続きを読む


医薬品が車の運転に与える影響

眠気や集中力の低下など、車の運転に精神神経系に影響を与える薬剤は少なくありませんが、薬剤毎にどの程度注意すべきかについては日本ではあまり整理されていないのが現状です。 続きを読む


改正省令が公布(パブコメ結果が公示)

 医薬品の通信販売を一部に限って2年間認める省令が(5月29日の官報・号外111号p3-4)で公布されました。(インターネット官報: http://kanpou.npb.go.jp/ (1ヶ月閲覧可)か、下記ページで閲覧できます) 続きを読む


アセトアミノフェンの安全対策(肝障害)が示される(米国)

 アセトアミノフェンについて、過量服用に伴う重篤な肝障害についての検討を行う諮問委員会が、6月29日、30日に開催されることを4月29日のTOPICSで紹介しましたが、この諮問委員会に先だって、FDAの作業部会(working group)がまとめた、アセトアミノフェンの安全使用に関する勧告や、有害事象の報告をまとめた過去のレポートなどをまとめた討議資料(MEMORANDUM、全286ページ)を27日公表しました。 続きを読む