Category Archives: くすり

医薬品・くすりに関する情報です

ケトプロフェン外用剤などのリスク区分変更が告示

 1月7日付け官報で、ケトプロフェン外用剤などのリスク区分の変更が告示されました。インターネット版官報(http://kanpou.npb.go.jp/)(3ページ)で1ヶ月閲覧できます。 続きを読む


後発医薬品は本当に安定供給されているのだろうか?

 クリスマス・年末年始でネタが少ないところに、正月早々、10年ぶりくらいの風邪をひき、更新する気力も若干失せていましたが、皆さんのところはどうなのかと思い、雑談的な内容ですが記事にしてみました。 続きを読む


2011年新年雑感

新年あけましておめでとうございます。

 2010年も多くの方に本サイトへの訪問を頂き、ありがとうございました。昨年は、個人の立場ですが日本アプライド・セラピューティクス学会の学術大会のシンポジストやClinical Pharmacist 2010 vol.2 No.3の特集企画(セルフメディケーション・ビッグバン)の分担執筆など、新たな経験をさせて頂きました。

 一方、薬剤師や薬局をとりまくさまざまな動きがある一年でもありました。中には、地元の話題もあり複雑な思いです。

 まだまだ、不勉強ではありますが、今年も訪問される方の期待に沿えるよう、私たちと関連の深い情報を中心にわかりやすく提供したいと思います。

 情報等の整理、海外報道の翻訳等には十分注意を払っておりますが、もし誤り等がございましたら、ご指摘頂ければと思います。また、ご意見・ご提言等ございましたら、是非メールまたは投稿のほどよろしくお願いします。

 また、地元の方におかれましては、引き続き新薬や新しい薬物療法を理解するための勉強会をはじめ、別の切り口の研究会を行いたいと思います。

 さて、今年2011年も薬局や薬剤師、くすりをめぐる話題や課題は思いついただけでも次のようなことがあります。新年雑感として、皆さんに問題提起をしたいと思います。 続きを読む


海外公的機関 医薬品安全性情報Vol.8 No.26

 国立医薬品食品衛生研究所・安全情報部(http://www.nihs.go.jp/dig/jindex.html)は12月22日、医薬品安全性情報(海外公的機関 医薬品安全性情報)Vol.8 No.26を公表しています。  続きを読む


ニコチンパッチ1週間分を断煙キットで無料提供(英国)

 公共の場での全面禁煙で喫煙者が大きく減っている英国ですが、更なる断煙者を増やすため、新年からニコチンパッチが1週間分入った断煙キット(Quit Kit)の提供を開始するようです。 続きを読む


小児用かぜ薬販売時の情報提供の徹底周知を通知

 薬害オンブズパースン会議の要望書(TOPICS 2010.11.18)を受けてか、12月22日、厚生労働省医薬食品局安全対策課長名で、購入や配置時の情報提供の徹底を周知させるよう、各都道府県等の衛生主管部(局)長宛に通知を行っています。 続きを読む


認知症治療薬・緊急避妊薬などが来春発売へ

 24日、薬食審の薬事分科会が開催され、アルツハイマー型認知症治療薬メマリー錠(成分名:メマンチン)、緊急避妊薬ノルレボ錠(成分名:レボノルゲストレル)など5品目の承認の可否が審議され、承認することが了承されました。 続きを読む


ライフイノベーションWG、調剤基本料の24点への統一を求める(Update)

 22日、行政刷新会議、規制・制度改革に関する分科会のライフイノベーションWGの第9回会合が行われ、調剤基本料の一元化や医療用医薬品の医療機関及び医薬品・医療機器の広告の原則自由化、OTC医薬品のインターネット販売規制の緩和など、医療・介護・保育の各分野で改革を進めていく上で検討すべき項目として挙がった39の項目を了承したそうです。 続きを読む


処方薬と暴力行為との関連性

 精神神経系の副作用のうち、暴力行為との関連性が指摘されているものとして、パロキセチンなどのSSRIが有名ですが、PLos ONE 誌のオンライン版に、バレニクリン(チャンピックス、米国名:Chantix)もSSRIと同様に関連性の可能性が示唆されるとする論文が発表されています。(誤訳等がございましたらご指摘下さい) 続きを読む


アバスチンの乳がんへの使用は限られる(欧米)

 米FDAは17日、乳がん患者へのアバスチンの使用は有効かつ安全であることが示されないとして、効能から削除するプロセスに入ったと発表しています。 続きを読む