Category Archives: くすり

医薬品・くすりに関する情報です

長期間のビスホスホネート服用と大腿骨の骨折リスク(米国)

 米FDAは10日、「医療専門職は、ビスホスホネート経口剤を服用している患者さんが不定型非定型大腿骨転子下骨折のリスクの可能性があることを知っておくべき(FDA recommends that healthcare professionals should be aware of the possible risk of atypical subtrochanteric femur fractures in patients taking oral bisphosphonates.)」とする安全性情報を発表、米国内ではちょっとした波紋を呼んでいます。 続きを読む


漢方・鍼灸を活用した日本型医療創生のため調査研究

 業界紙で既にご存じの方もいるかもしれませんが、漢方・鍼灸の活用を検討してきた『漢方・鍼灸を活用した日本型医療医療のための調査研究』班会議(班長:黒岩祐治国際医療福祉大学大学院教授)が提言をまとめ、2月25日に発表しています。 続きを読む


薬害防止のための第三者機関設置を提言へ

 8日、第22回薬害肝炎事件の検証及び再発防止のための医薬品行政のあり方検討委員会が開催され、最終提言の素案と、医薬品行政を監視する第三者組織のあり方についての検討が行われ、ほぼ合意したようです。 続きを読む


海外公的機関 医薬品安全性情報Vol.8 No.5

 国立医薬品食品衛生研究所・安全情報部(http://www.nihs.go.jp/dig/jindex.html)は3月4日、医薬品安全性情報(海外公的機関 医薬品安全性情報)Vol.8 No.5を公表しています。 続きを読む


4月からの薬価・診療報酬についての事項が告示

 5日の官報で、4月からの薬価や診療報酬についての事項が告示されました。インターネット官報で、30日間見ることができます。 続きを読む


男性の鎮痛剤常用は難聴をもたらすかもしれない

 OTC医薬品として日本でも広く配合されている、アスピリン、イブプロフェンなどのNSAIDs、アセトアミノフェンといった鎮痛剤を常用すると、難聴(Hearing Loss)のリスクが高まるとした論文が、The American Journal of Medicine 誌に掲載されています。 続きを読む


子どもの喘息治療、Step-upはLABAsの追加が有用だが

 2010.02.19 のTOPICSで、米FDAからLABAs(長時間作用型β刺激吸入薬)の使用の事実上の慎重使用の勧告が示されたことを紹介しましたが、2日、NEJM 誌のOnline First に、ステロイド吸入による喘息治療を行っている子どもが治療のステップアップが必要な場合、ステロイド増量やロイコトリエン拮抗薬の併用より、LABAsの併用がより有用であるとした論文が掲載されています。 続きを読む


バンクーバー五輪、ドーピング違反はゼロか

 五輪が開催される度に話題となるドーピング問題ですが、28日閉幕したバンクーバー五輪では、現在まで戒告処分が2件のみで、違反者はゼロとなるようです。 続きを読む


大正製薬、株主特約店制度を3月末で終了

 薬局・薬店を経営している人なら誰でも知っている大正製薬の「株主特約店制度」ですが、大正製薬は1日、この制度を3月末で終了すると発表しました。 続きを読む


重篤副作用疾患別対応マニュアル 新たに14疾患が公表へ

 25日、厚労省の第6回重篤副作用総合対策検討会が開催され、新たにまとめられた14疾患の「重篤副作用疾患別対応マニュアル案」について審議が行われ、了承されたそうです。 続きを読む