Category Archives: くすり

医薬品・くすりに関する情報です

米FDA、ペラミビルの緊急使用を認める

 米国BioCryst社が開発し、日本でも塩野義製薬が臨床試験を実施中の点滴タイプの抗インフルエンザ治療薬のPeramivir Injection 200mg/20mL (10 mg/mL) について、米FDAは23日、緊急時に限って使用を認めると発表しました。 続きを読む


生活者からの副作用自発報告システムは日本でも必要(国内研究)

 TOPICS 2009.01.10 で、副作用情報収集のためには、患者さんによる直接報告も有用との記事を紹介しましたが、日本でも薬学研究者がOTCを対象に生活者からの副作用自発報報告システムができないかの模索を始めています。 続きを読む


医薬品のネット販売規制訴訟、年内に結審へ

 インフルエンザの影に隠れてすっかり報道されなくなった一般用医薬品の通信販売をめぐる問題ですが、今年5月にケンコーコムとウェルネットの2社が、医薬品のネット販売を行う権利の確認および省令の無効確認または取り消しを求めた行政訴訟(TOPICS 2009.5.25)の審理がすすみ、WEBニュースによれば、12月24日には結審することになったそうです。  続きを読む


新型インフルエンザワクチンで6例の重篤な副反応

 厚労省は23日、新型インフルエンザ用ワクチンを接種した医療従事者について、19日(月)から22日(木)までに入手した接種後の副反応報告について公表しています。 続きを読む


中学生、薬害の歴史や副作用について副教材で学習へ

 長妻厚労相は、23日の閣議後の記者会見で、来年度予算の概算要求に薬害の歴史や医薬品の副作用を学ぶための中学生向けの副読本を作成することを明らかにしました。 続きを読む


OTC子ども用風邪薬、薬剤師の管理下での販売が必要(豪州)

 豪州の公的医薬品規制機関のTGAは22日、OTC子ども向け風邪薬・咳止め薬について、6歳未満は処方せん医薬品、12歳未満の用法がある製品については要薬剤師薬に分類を変更するなどの方針をまとめ、12月18日までのパブリックコメントを開始すると発表しました。 続きを読む


妊婦へのパキシル投与、さらなる注意喚起が必要

 民間の医薬品監視機関の「薬害オンブズパースン会議」(http://www.yakugai.gr.jp/)は21日、SSRIのパキシル(パロキセチン塩酸塩水和物)について、妊娠初期に妊婦が服用した場合、胎児に先天異常を起こす危険性などがあるとして、添付文書の「警告」欄にこれに関する記載などを求める要望書を、厚労省や製薬メーカーなどに提出しました。 続きを読む


新型インフルエンザワクチン接種に関するパブコメ結果が公表

 すでにどこかの記事で一部を紹介したの思うのですが、先月6日から1週間行われた「新型インフルエンザ(A/H1N1)ワクチン接種について」(素案)についてのパブコメの結果が公表されました。 続きを読む


国産新型FLUワクチン、13歳以上の接種は当面2回

 TOPICS 2009.10.16 で、13歳以上は新型インフルエンザワクチンの接種は1回でOKと紹介しましたが、厚労省の足立政務官は20日、16日で出された1回接種でよいというのはあくまでも臨床試験の中間結果にも基づく、意見交換会での見解で政府の方針ではないとして、2回接種後の国内臨床試験のデータの検討が終わるまでは、当面2回接種を原則とするとの厚労省の方針を発表しました。 続きを読む


新型FLU対策、ファクシミリ処方は不可避?

 厚労省は、インフルエンザ定点医療機関あたりの報告患者数が急増しているところから、都道府県等に相次いで通知を行っています。19日現在で、関連があると思われる通知等を紹介します。いずれも、電話診療によるファクシミリ等での処方及びそれに基づく調剤の実施と行った対応を検討するよう求めています。 続きを読む