Category Archives: くすり

医薬品・くすりに関する情報です

薬剤師のプロフェッションが問われるタミフル直接販売(NZ)

 NZ(ニュージランド)ではインフルエンザのシーズン(5月1日〜9月30日)に限って、インフルエンザの典型的な初期症状が確認できた12歳以上の人に対して、タミフルを処方せんなしで販売(5日分、60〜80ニュージーランド・ドル、約3300〜4400円)することが認められていますが、新型インフルエンザの発生が拡大している中、明日5月1日から混乱が起きないかどうか懸念が広がっています。 続きを読む


新型インフルエンザに関する情報(リンク)

 WHOは29日記者会見を行い、新型インフルエンザの警戒水準を「フェーズ5」に引き上げると発表しました。

Statement by WHO Director-General, Dr Margaret Chan(2009.4.29)
 http://www.who.int/mediacentre/news/statements/2009/h1n1_20090429/en/index.html

私たちも、公的機関の最新情報の把握が必要です。以下、関連サイトをまとめてみました。 続きを読む


OTC解熱鎮痛剤に潜在的リスクの明示を求める(米国)

 米FDAは28日、イブプロフェンなどのNSAIDs、アセトアミノフェンなどを含有するOTC解熱鎮痛薬を製造するメーカーに対し、ラベルに胃腸出血や肝障害の潜在的なリスクがあることを追記することを求めると発表しました。 続きを読む


第5回医薬品新販売制度の円滑施行に関する検討会

 28日、「医薬品新販売制度の円滑施行に関する検討会」の第5回会合が開催されています。資料も30日に公表されています。 続きを読む


厚労省、スイッチ候補18成分を公表

 厚労省は27日、スイッチOTC化を推進する医療用医薬品の候補として日本薬学会が選定した18成分を公表しました。 続きを読む


米FDA、インフルエンザ治療薬の承認外使用を認める

 WHOは豚インフルエンザが世界各地で拡大している事態を受け、27日、2度目の緊急委員会を開き、警戒レベルを現在のフェーズ3から4に引き上げることを決めています。 続きを読む


高齢者のNSAIDs使用と認知症リスク

 一年ほど前、イブプロフェンなどのNSAIDsがアルツハイマー型認知症(Alzheimer dementia,AD)のリスクを低くするかもしれないという論文(TOPICS 2008.05.07)を紹介しましたが、今回これとは逆の結果が示された論文が発表されています。 続きを読む


OTC緊急避妊薬の販売可能年齢引き下げへ(米国)

 米FDAは22日、OTC緊急避妊薬「Plan B」について、販売できる年齢を現在の18歳から17歳に引き下げることを発表しました。 続きを読む


コンビニでのOTC販売にはさらなる要件緩和が必要(経済産業省)

 コンビニエンスストアの新たな課題と今後のあり方などを総合的に検討してきた経済産業省の「社会インフラとしてのコンビニエンススストアのあり方研究会」は4月20日、「競争と協働の中で社会と共に進化するコンビニ」と題する研究会報告書を公表しています。 続きを読む


酸化マグネシウムのリスク分類引き上げ再検討か

 以前、緩下剤や制酸剤として広く利用されている酸化マグネシウムが、服用との因果関係が否定できない高マグネシウム血症により死亡例の報告を受けて、医薬品のリスク分類が第3類から第2類リスク分類が引き上げられる(TOPICS 2008.11.28)とお伝えしましたが、21日の日刊薬業は、この引き上げが再検討されるのではないかと伝えています。 続きを読む