Category Archives: くすり

医薬品・くすりに関する情報です

チアゾリジン系薬剤による骨折リスクは女性の方が2倍高い

 ピオグリタゾン(アクトス)やRosiglitazoneなどのチアゾリジン系の糖尿病治療薬(thiazolidinediones)については、臨床試験で骨折の発生頻度が上昇することが知られています(日本でも2007年11月の改訂で、その他の副作用の項に追記)が、 続きを読む


ピルのOTC化に向けて、試験販売が開始へ(英国)

 10日の英国各紙は、1月からロンドンの2つのプライマリケアトラスト(PCT)で、ピルの処方せんなしでの試験販売(pilot scheme)が開始されると伝えています。いよいよ、ピルのOTC化に向けて仕組み作りが始まるようです。 続きを読む


科学技術の発展のためであれば、ドーピングは許される?

 日本では、依存性や濫用問題などから厳しい流通規制がとられているメチルフェニデートとモダフィニルですが、7日のNature 誌のオンライン版に、これらの薬は認知機能を強化する薬(cognitive-enhancing drugs)として、健康な人への使用も検討すべきであるとした論評(Commentary)が掲載され、波紋を呼んでいます。 続きを読む


長時間作用型β2刺激吸入薬の安全性に懸念(米FDA)

 米FDAでは、12月10-11日に肺アレルギーの薬剤諮問委員会、薬剤安全とリスクマネージメント諮問委員会、小児科の諮問委員会による合同の諮問委員会の開催が予定されています。 続きを読む


医薬品の名称の類似性起因の医療事故防止対策強化を求める

 厚労省の医政局長、医薬食品局長は、先月ヒドロコルチゾン製剤「サクシゾン」と筋弛緩剤「サクシン注射液」を誤って処方し投与したことによる死亡事故が発生したことを受け、改めて患者の生命に直接かかわる可能性のある医薬品による取り違え事故等を防止を図ることを医療機関にもとめる通知を各都道府県に行っています。 続きを読む


英国におけるスイッチOTC25年の歩み

 4日の英国医薬品庁(MHRA)のウェブサイトに、興味ある情報が掲載されています。 続きを読む


最近の国内外の副作用等の報告状況

 11月27日、薬事・食品衛生審議会の平成20年度第3回医薬品等安全対策部会が開催され、今年4月1日から9月30日までに厚労省に報告のあった医薬品の副作用報告についての集計結果が公表されています。 続きを読む


海外公的機関 医薬品安全性情報Vol.6 No.24

 国立医薬品食品衛生研究所・安全情報部(http://www.nihs.go.jp/dig/jindex.html)は、12月1日、医薬品安全性情報(海外公的機関 医薬品安全性情報)Vol.6 No.24公表しました。 続きを読む


ネット販売がなくなると困るという薬局の声は本当に一つもないのか?

 11月26日、民主党の「適正な医薬品販売を検討する議員懇談会」は、日薬や厚労省、規制改革会議などネット販売に関係する人を招いてヒアリングを行っています。 続きを読む


酸化マグネシウムのリスク分類を第2類へ引き上げ

 本サイトではすでに9月20日のTOPICで紹介済みですが、11月27日公表された医薬品・医療機器等安全性情報252号で、「酸化マグネシムによる高マグネシウム血症について」が掲載されました。 続きを読む