Category Archives: くすり

医薬品・くすりに関する情報です

エピペンとAED、どこまで設置が必要か

 去年9月薬価収載で、日本でも社会的な認知が高まっているエピペンですが、米国では、いざという時にいつでもに使用できるよう、あらゆる学校で常備することを法律で義務付ける動きが各州に広がっています。 続きを読む


ランマーク皮下注にブルーレター

 骨病変治療薬ランマーク皮下注120mg(一般名:デノスマブ)」について、関連性が否定できない低カルシウム血症による死亡が2例報告されたとして、ブルーレターが発出されています。 続きを読む


英国王立薬剤師会年会での発表抄録

 英国王立薬剤師会の公式雑誌に International Journal of Pharmacy Practice 誌 というのがあるのですが、10月号の別刷りで、9月9-10日に行われている年会での口頭発表とポスターの抄録が掲載されています。(今のところオープンアクセス) 続きを読む


プソイドエフェドリン製品の販売制限、中国でも

 メタンフェタミンの密造の原料となる可能性があるとして、プソイドエフェドリンを含有するOTC風邪薬・鼻炎薬については、世界各国で厳しい販売制限が行われていることをこれまでもたびたび紹介してきましたが、お隣中国でも購入制限が今月から実施されているそうです。(地域によっては10日から実施のところも) 続きを読む


高血圧対策には地域薬剤師の力が必要(米国)

 CDC(米疾病対策センター)は5日、地域薬剤師を活用した高血圧対策教育プログラムを開始すると発表しています。 続きを読む


タミフルOTC化でも耐性増やワクチン接種率低下は認めず(NZ)(UPDATE)

 ニュージランドでは2007年からインフルエンザシーズン(5-9月)に限り、タミフルの処方せんなしでの販売が認められていますが、OTC化によって、インフルエンサウイルスの耐性が増えたり、後で使うために備蓄購入される、インフルエンザワクチンの接種率に影響を与えることはなかったとする論文がJournal of Antimicrobial Chemotherapy 誌のオンライン版に発表されています。(FULL TEXT で見たい) 続きを読む


ニューキノロン系抗菌薬と腱障害(NZ)

 ニューキノロン系抗菌薬によるアキレス腱炎・腱断裂等の腱障害については、日本の添付文書でも重大な副作用の項にある有害事象の一つですが、MEDSAFEが季刊で発行する Prescriber Update (→リンク)でも注意がよびかけられています。 続きを読む


イチョウ葉の認知症予防効果、そろそろ見解も必要では

 イチョウ葉エキスのアルツハイマーの予防効果について、改めて効果は認められないとする研究結果がThe Lancet Neurology 誌のオンライン版で明らかになっています。 続きを読む


米FDA諮問委、オキチブチニン貼付剤のスイッチを審議へ

 31日、米FDAは11月9日開催の非処方せん薬諮問委員会(Nonprescription Drugs Advisory Committee)で、オキシブチニン(本邦販売名:ポラキス他)の貼付剤(oxybutynin transdermal system)のOTC品を承認するかどうかの審議を行うと発表しています。 続きを読む


2013年度の厚労省の予算概算要求

 もうこんな時期なのかという気もしますが、5日厚労省は来年度の予算概算要求を明らかにしています。 続きを読む