Category Archives: 有用性・安全性

くすりの有用性や安全性に関する内外の新聞記事・論文等を紹介します。

未承認や承認外使用についてのエビデンス(英NICE)

 この夏までに掲載されるとして毎日チェックしていた、英国NICE(National Institute for Health and Clinical Excellence:国立医療技術評価機構)の未承認薬や承認外使用についてのエビデンス情報ですが、8日、summaryの発表は秋になるとアナウンスがありました。 続きを読む


シグナル(EMA・PRAC 2012.9)

 EMA(欧州医薬品庁)では、EUのファーマコビジランスに関する新たな法令施行に伴い、新たな科学委員会であるファーマコビジランス・リスク評価委員会(Pharmacovigilance Risk Assessment Committee:PRAC)が創設され、医薬品に関する主要な情報の収集が強化されています。 続きを読む


炭酸リチウム投与時は血中濃度測定の遵守が必要

 厚労省は25日、シベンゾリンコハク酸などについて、添付文書の変更の指示を行っています。 続きを読む


母乳とくすりハンドブック(大分県『母乳と薬剤』研究会)

 2年前に作成されたものだそうですが、たまたま昨日存在を知りました。(すでにご存じの方がいたらすみません) 続きを読む


プラミペキソールと心不全(米FDA)

 米FDAは19日、プラミペキソール(ミラペックス、ビ・シフロール)が心不全のリスクを高めるとした最近発表された論文についての見解を明らかにしています。 続きを読む


OTC外用鎮痛剤が化学熱傷を引き起こす?(米FDA)

米FDAは13日、メントール、サリチル酸メチル、カプサイシンなど日本でも広く配合されているOTC外用鎮痛薬(クリーム、ローション、軟膏、パッチ)について、まれであるとしながらも重度の化学熱傷(chemical burn)に至る事例が報告されているとして注意を呼びかけています。 続きを読む


モメタゾン(主に点鼻)と不整脈(Signal)

 WHO Pharmaceuticals Newsletter の最新号で、モメタゾンに関するシグナル検出(Signal、単に“シグナル”という場合もある)の報告が目に留まりました。 続きを読む


ランマーク皮下注にブルーレター

 骨病変治療薬ランマーク皮下注120mg(一般名:デノスマブ)」について、関連性が否定できない低カルシウム血症による死亡が2例報告されたとして、ブルーレターが発出されています。 続きを読む


ニューキノロン系抗菌薬と腱障害(NZ)

 ニューキノロン系抗菌薬によるアキレス腱炎・腱断裂等の腱障害については、日本の添付文書でも重大な副作用の項にある有害事象の一つですが、MEDSAFEが季刊で発行する Prescriber Update (→リンク)でも注意がよびかけられています。 続きを読む


抗うつ薬と交通事故のリスク(仏)

 仏医薬品安全庁(ANSM:the National Agency for the Safety of Medicines、規制庁の名称が変わっています)は29日、抗うつ薬を使用して運転すると交通事故を起こすリスクが高まるとして注意を呼びかけています。 続きを読む