Category Archives: 有用性・安全性

くすりの有用性や安全性に関する内外の新聞記事・論文等を紹介します。

テルビナフィンと聴覚障害

 Drug Safety 誌のオンライン版に、抗真菌薬のテルビナフィンの服用と聴覚障害との関連性について検討を行った研究が掲載されています。 続きを読む


ロシュ社の安全性情報の報告システムに不備がある(EMA)

 欧州医薬品庁(EMA)は21日、スイスのロシュ社について、安全性に関する報告が不足しているとして調査に乗り出したことを明らかにしてます。 続きを読む


米FDAに寄せられた有害事象で最も多かったのは(ISMP)

 本サイトで時々紹介する、医薬品の安全使用を目指す米国の非営利団体の薬物安全使用協会 (ISMP:Institute for Safe Medication Practices(http://www.ismp.org/))がまとめる“Quarter Watch”の最新号が31日に公表されています。 続きを読む


糖尿病患者へのラジレスとARB/ACEの併用、日本は原則禁忌

 昨年末から日本での対応が注目されていた、糖尿病患者へのアリスキレン(商品名:ラジレス)とARBまたはACE阻害薬との併用問題ですが、厚労省は5日、原則禁忌とする添付文書の改訂を指示しました。 続きを読む


ピオグリタゾンの使用と膀胱がんの発症リスク(海外研究)

 BMJ 誌のオンライン版に、ピオグリタゾン(アクトス他)と膀胱がんの発症リスクを調べた新たな研究(データは英国、研究はカナダの研究チーム)が発表されています。 続きを読む


副作用が疑われる症例報告の公表開始(欧州医薬品庁)

 欧州医薬品庁(EMA)は、オンラインで副作用が疑われる症例報告の公表を開始したと発表しています。 続きを読む


イレッサ大阪控訴審判決、国・企業の責任認めず

 25日、患者の遺族ら計11人が、国とアストラゼネカ社に計1億450万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が大阪高裁で言い渡され、「イレッサには有効性、有用性が認められ、製造上の欠陥が存在することを理由とする製造物責任法に基づく損害賠償請求は理由がない」として、アストラゼネカ社のみに賠償を命じた1審・大阪地裁判決を取り消し、原告側の請求を全面敗訴を言い渡しました。 続きを読む


プラザキサ更新情報(欧州医薬品庁)

 EMA(欧州医薬品庁)は25日、ダビガトラン(本邦販売名:プラザキサ、欧州販売名:Pradaxa)にういてのレビュー結果を明らかにしています。(レビュー結果についての詳しいデータは見当たらなかった) 続きを読む


ドンペリドンと重篤な心室性不整脈・心臓病死(英国)

 EMAのファーマコビジランスの専門委員会のMonthly Report(TOPICS 2011.10.28)を踏まえ、英国医薬品庁(MHRA)もDrug Safety Update で注意喚起を行っています。 続きを読む


神経障害性疼痛にプレガバリンは本当に有用?

 「末梢性神経障害性疼痛」の効能効果を取得し、日本でも売り上げを伸ばしているリリカ(プレガバリン)(TOPICS 2010.11.01)ですが、4日、その効果について気になるアナウンスが米ファイザー社より発表されています。 続きを読む