Category Archives: 有用性・安全性

くすりの有用性や安全性に関する内外の新聞記事・論文等を紹介します。

オンダンセトロンとQT延長(米FDA)

 米FDAは15日、制吐薬のオンダンセトロン(ゾフラン)について、QT延長をもたらす可能性があるとして安全性情報を発出しています。 続きを読む


ピオグリタゾンの限定使用を推奨(糖尿病標準診療マニュアル)

 日刊薬業の記事で知ったのですが、既存のガイドラインやエビデンスに基づいて糖尿病治療における診療の流れや治療方法がまとめられてるものとして「糖尿病標準診療マニュアル」というものがあるそうです。 続きを読む


ネキシウムとプラビックスの併用大丈夫?(Update)

 12日の官報(→本紙5638号3ページ)で、日本での4つ目のPPIのネキシウムカプセル10mg/20mg(成分名:エソメプラゾールマグネシウム水和物)が薬価収載され販売が開始されます。 続きを読む


ビスホスホネートの使用期間の明記は必要(FDA諮問委)

 9日、ビスホスホネート製剤(BP)の長期使用の安全性と有用性についての検討を行う米FDAの合同の諮問委員会(TOPICS 201.09.06)が開催されています。 続きを読む


FDA諮問委、ビスホスホネート製剤のリスクベネフィットを検討

 近年、顎関節壊死(ONJ)の他、非定型大腿骨転子下骨折や食道がんなどの関連性が疑われる有害事象の報告があるビスホスホネート製剤(BP)ですが、これらのリスクと有用性、長期使用の安全性についての検討を行う米FDAの合同の諮問委員会が9月9日に開催されます。 続きを読む


PPIには黒枠警告が必要(Public Citizen)

 近年、有害事象や相互作用についての研究や報告が少なくないPPIですが、米国の医薬品監視団体のPublic Citizen は23日、PPIについて重大の有害事象のリスクがあるとして、米国の添付文書でもっとも重い、黒枠警告(black box warnings)で注意喚起を行うことや患者向医薬品ガイドにこれらを盛り込むことを求める請願書をFDAに提出したと発表しています。 続きを読む


プラザキサカプセルに安全性速報(ブルーレター)が発出

 ワーファリンに代わる抗凝血薬として期待されている、承認されたばかりの直接トロンビン阻害剤のプラザキサカプセル(一般名:ダビガトランエテキシラートメタンスルホン酸塩→添付文書・インタビューフォーム)について、12日、安全性速報(ブルーレター)が発出されています。 続きを読む


最近の国内外の副作用等の報告状況

 7月29日、薬事・食品衛生審議会の平成23年度第1回医薬品等安全対策部会が開催され、2010年12月1日から2011年3月31日までに厚労省に報告のあった医薬品の副作用報告についての集計結果が公表されています。 続きを読む


ピオグリタゾン製剤(アクトス)の調査結果報告書(PMDA)

 厚労省HPにはまだ掲載されていませんが、PMDAは3日、ピオグリタゾン製剤(アクトス他)について、7月29日開催の平成23年度第1回医薬品等安全対策部会に報告した調査報告書を公表しています。 続きを読む


タミフルとせん妄・意識障害の関連性(国内研究)

 既に一部サイトで紹介されている論文ですが、全文を見ることができたので紹介します。 続きを読む