Category Archives: 有用性・安全性

くすりの有用性や安全性に関する内外の新聞記事・論文等を紹介します。

米FDA、Hs-CRP値に基づくクレストールの適応拡大を承認

 米国アストラゼネカ社は9日、スタチンのクレストールについて、FDAより心臓血管病の一次予防として新たな適応を取得したと発表しました。 続きを読む


エストロゲン単独のHRTは喘息リスクを高めるかもしれない

 Thorax 誌のOnline Firstに、閉経後の女性がエストロゲン単独のHRTを受けると、HRTを受けていない人に比べて喘息の発症リスクを高めるとした論文が掲載されています。  続きを読む


タミフル服用と異常行動との因果関係、司法判断は

 4日、岐阜地裁でタミフル服用と異常行動との因果関係をめぐって、注目の裁判の判決がありました。 続きを読む


ブフェキサマク外用薬の承認見直しか(EU)

 欧州医薬品庁(EMA)は22日、定例の医薬品委員会(CHMP)開催後のプレスリリースで、日本でも広く使われているブフェキサマク外用薬(アンダーム、ロバック)について、アレルギー反応に対する懸念についてのレビューを開始したと発表しています。 続きを読む


欧州医薬品庁、シブトラミンの使用中止を勧告

 欧州医薬品庁(EMEA:European Medicines Agency)は21日、抗肥満薬シブトラミン塩酸塩水和物(商品名 Meridia など)について、心臓発作などの心臓血管病のリスクがベネフィットを上回るとして、使用の中止勧告を行いました。 続きを読む


抗うつ薬、ベネフィットは重症度の高い人に限られる(米国研究)

 6日、JAMA 誌に、軽度や中等度のうつ症状に抗うつ薬は効果がないとした論文が掲載され、波紋を呼んでいます。 続きを読む


NPS Pharmacy Practice Reviews(豪州)

 海外でOTC痛み止めの販売ガイダンスがないかどうかネットで検索していたら、豪州の次のページが目に留まりました。 続きを読む


チャンピックスの精神神経系副作用、更なる注意喚起が必要

 薬害オンブズパースン会議(http://www.yakugai.gr.jp/)は28日、厚労相及びファイザー社に対し、「禁煙補助剤『チャンピックス』添付文書の『警告』欄内容についての要望書」を提出するとともに、ファイザー社に対し、「チャンピックス『要望書に関する回答』に対する意見及び再要望書」を提出したと発表しました。 続きを読む


エゼチミブにがんリスクの関連はおそらくないが(米FDA)

 去年8月24日のTOPICSで、シンバスタチン(リポバス)とエゼチミブ(ゼチーア)との合剤のVytorinについて、がんリスクの増加と関連があるかどうかを米FDAが調査中であることを紹介しましたが、22日、FDAはその調査結果をようやく発表しています。 続きを読む


新型FLUワクチン、接種の適否は慎重な判断が必要

 13日、厚労省の「第6回薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会」と「第3回新型インフルエンザ予防接種後副反応検討会」の合同の検討会が開催され、新型FLUワクチン接種後の死亡70例を含む入院相当以上の重篤例199例についての検討が行われています。 続きを読む