Category Archives: 有用性・安全性

くすりの有用性や安全性に関する内外の新聞記事・論文等を紹介します。

新型FLUワクチン接種後の死亡報告53例に

 厚労省は4日、3日までに新型インフルエンザの国産ワクチン接種後の死亡者が新たに22人報告され、計53人になったと発表しています。いずれも重い基礎疾患(持病)があり、接種と死亡に明確な関連がある人はいなかったとのことです。 続きを読む


FDA Drug Safety Newsletter(vol.2 No.3 2009)

 米FDAは3日、FDA Drug Safety Newsletter – Volume 2, Number 3, 2009 を公表し、Postmarket Reviews のページで本サイトでも紹介した、テストステロンゲル(TOPICS 2009.05.08)と亜鉛含有点鼻薬の問題(TOPICS 2009.06.17)が改めて取り上げられています。 続きを読む


フィナステリドと男性の乳がんリスク(英MHRA)

 MHRA(英国医薬品庁)は、3日“Drug Safety Update”と“Public Assessment Report”を公表し、5α-還元酵素阻害薬フィナステリドの安全性情報のUpdateを勧告してます。 続きを読む


コデイン類服用中は授乳を避けるべし

 厚労省は1日、コデイン系成分を含む製品(OTC薬も含む)について、これらの製品を服用中は授乳を避けるなどの注意喚起を記した添付文書の変更を指示しました。  続きを読む


新型FLUワクチン接種後の死亡例が公表されなくなる?

 11月30日に開催された「第5回薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会」と「第2回新型インフルエンザ予防接種後副反応検討会」の合同検討会で、これまでの接種後の死亡が31例に達したと報告されたそうです。 続きを読む


新型インフルエンザワクチンに関する安全性評価(中間報告)

 既に報道でご存じかと思いますが、21日、薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会 安全対策調査会と新型インフルエンザ予防接種後 副反応検討会の合同の検討会が開催され、これまでに報告された新型インフルエンザワクチンの副反応状況の概要が報告されています。 続きを読む


European Antibiotic Awareness Day 2009

 11月18日は、去年から始まった“European Antibiotic Awareness Day”です。(TOPICS 2008.11.08) 今年も各国でさまざまな取り組みが行われているものと思いますが、下記サイトでは、抗生剤の適正使用のためのさまざまな情報がアップデートされています。 続きを読む


クロピドグレルとオメプラゾールの併用は避けるべし(米FDA)

 PPIが抗血小板薬クロピドグレル(プラビックス)の作用を減弱させるかもしれないという記事(TOPICS 2009.01.29)を以前紹介しましたが、17日米FDAは、クロピドグレルの十分な効果が得られなくなるとして、PPIの一つであるオメプラゾールの併用を避けるよう勧告しました。 続きを読む


ケトチフェン点鼻薬のリスク分類引き下げは仕方ないのか?

 すでにご存じと思いますが、6日開催された薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会で、フマル酸ケトチフェン点鼻薬のリスク区分を、「第1類」から「第2類」に引き下げることが了承されています。 続きを読む


最近の海外における添付文書変更などの措置状況

 11月6日、薬事・食品衛生審議会の平成21年度第2回医薬品等安全対策部会が開催され、3月1日から8月31日までに厚労省が把握した外国での新たな措置状況の概要が公表されています。  続きを読む