地域薬局・薬剤師はプライマリ・ヘルス・ケアにいかに融合していくか(雑誌特集)の記事を更新しました
論文・報告あれこれ 2020年7月をアップしました
論文・報告あれこれ 2020年8月をアップしました

ミドドリンの販売は当面継続(米国)

 TOPICS 8月17日で、米FDAがミドドリンの承認取り消しを検討していることを紹介しましたが、AP通信などによれば、ミドドリンの販売メーカーに対し米FDAは、必要なデータが集められるまでは、ミドドリンへのアクセスの許可は継続されるとした書簡を送り、事実上、承認を取り消すという方針を撤回したそうです。 続きを読む


す・ぴん凛内服錠は疲れ顔を改善するか?

 7日、ロート製薬株式会社は体の疲れが顔に出てしまった「疲れ顔」等に内側から効く医薬品『す・ぴん凛(りん)内服錠』を9月15日に全国の薬局・薬店で新発売すると発表しています。 続きを読む


HPVワクチンの普及に向けて(日本思春期学会)

 前記事で、「多くの保護者や保健所・学校関係者はHPVワクチンについては、「メディアの報道と製薬会社のパンフレットしかない」ことに戸惑っています。」というブログ記事を紹介しましたが、日本思春期学会(http://www.adolescence.gr.jp/)のHPV緊急プロジェクトというワーキンググループが、子どもたちにHPVワクチンについて情報を伝える際の学習資料などとして活用が可能な「HPVワクチンの普及に向けて」という冊子(報告書)をこのほどまとめ、同学会のウェブサイトに掲載しています。 続きを読む


公衆衛生の専門家から見たHPVワクチン

 またのこの話題かと思うかもしれませんが、子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)について、感染症やワクチン政策について詳しい公衆衛生の専門家などからは、科学的な根拠の不十分さや一般向けの情報の不足を指摘し、公費助成や義務化といった現在の動きについては疑問を投げかける意見が少なくありません。 続きを読む


第2回薬害を学び再発を防止するための教育に関する検討会

 30日に第2回薬害を学び再発を防止するための教育に関する検討会が開催されています。報道がほとんどないので、様子についてはわかりませんが、今回は薬害被害者(資料A、資料B)と教育関係者(資料C、資料D)によるヒアリングが行われ、スライドがアップされています。 続きを読む


HPVワクチン集団接種なら養護教諭へのサポートが必要

 子宮頸がん予防ワクチンの接種率アップのため、自治体による公費助成とともに、いくつかの自治体で行われている集団接種ですが、保護者への説明などが求められる養護教諭の間では、集団接種の実施に対しては不安が少なくないようです。 続きを読む


デキストロメトルファン濫用による有害事象は少なくない(米国)

TOPICS 2010.05.09 の記事で紹介した、デキストロメトルファン(DXM)濫用による潜在的リスクとベネフィットについての検討を行う諮問委員会(Drug Safety and Risk Management Advisory Committee Meeting)の開催(9月14日)に先立ち、FDAのウェブサイトに、DXMについてのレビューをまとめたFDA、業界団体CHPAの資料が31日掲載されています。 続きを読む


海外公的機関 医薬品安全性情報Vol.8 No.18

 国立医薬品食品衛生研究所・安全情報部(http://www.nihs.go.jp/dig/jindex.html)は9月2日、医薬品安全性情報(海外公的機関 医薬品安全性情報)Vol.8 No.18を公表しています。  続きを読む


足利市市民薬局条例案が提出

 1日、地元足利市の9月議会が開会し、足利市は「究極の門前薬局」TOPICS 2009.06.01)の設置に関し、業者選定方法などをまとめた足利市市民薬局条例案を提出しています。13日の総務企画常任委員会で審議を行い、会期最終日の21日の採決・成立を見込んでいます。 続きを読む


Priscus-Liste (ドイツ版 Beersリスト)(Update)

 ドイツの研究グループはこのほど、高齢者に対し潜在的に不適当な薬(PIM:potentially inappropriate medications)のリストを、Die Priscus-Liste(the PRISCUS List) としてまとめ、Deutsches Ärzteblatt International 誌で発表しています。 続きを読む