地域薬局・薬剤師はプライマリ・ヘルス・ケアにいかに融合していくか(雑誌特集)の記事を更新しました
論文・報告あれこれ 2020年7月をアップしました
論文・報告あれこれ 2020年8月をアップしました

後発医薬品の安心使用促進アクションプログラム

 政府では、「経済財政改革の基本方針2007」(平成19年6月19日閣議決定) において、「平成24年度までに、後発医薬品の数量シェアを30%(現状から倍増) 以上にする」として、現在後発医薬品の使用促進をすすめていますが、その信頼性を高め、使用促進を図るため、「安定供給等」「品質確保」「後発医薬品メーカーによる情報提供」「使用促進に係る環境整備」「医療保険制度上の事項」関し、国及び関係者が行うべき取組を明らかにするため、厚労省は15日、後発医薬品の安心使用促進アクションプログラムを明らかにしました。 続きを読む


小児用OTC風邪薬・咳止め薬、自主回収へ(米国)

 1週間後に、小児OTC風邪薬の有効性・安全性についての検討を行う米FDA諮問委員会の開催を控えた11日、小児用のOTC風邪薬・咳止め薬を発売する米国のメーカー各社は、過量服用の可能性があるとして、2歳未満への適応のある経口のOTC風邪薬・咳止め薬について、市場品を自主回収すると発表しました。すでにドラッグストアなどでは、商品の店頭からの撤去も始まっています。 続きを読む


スポーツファーマシスト

 地元の薬剤師らで、神戸で行われた第40回日本薬剤師会学術大会に参加しました。大会で発表された内容を元にいくつか情報を紹介したいと思います。 続きを読む


米FDA、BTC薬制度の導入を検討

 米FDAは3日、BTC(behind-the-counter)薬制度の構想を明らかにし、一般から広く意見を求めるため、11月14日に公聴会を開催すると発表しました。また、11月28日まで同制度についてのパブリックコメントを行うと発表しました。 続きを読む


タミフルは下水処理でも分解されず、耐性獲得のリスクに

 スウェーデンのウメア大学の研究チームは、タミフルの活性成分は、通常の下水処理で取り除くことができず、また紫外線照射によっても分解されずに自然界に排水とともに放出されるため、排水口近くの野生のカモなどがこれをエサとともに摂取した場合、ウイルスが突然変異を起こしてタミフルに対して耐性を獲得してしまう危険があるとする研究結果を、PLoS One 誌に発表しています。 続きを読む


OTC風邪薬の乳幼児への使用、大幅に規制か(米国)

 8月16日のTOPICで、乳幼児へのOTC風邪薬・咳止め薬についての有効性や安全性の再検討が、10月18日、19日に開催される米FDAの諮問委員会で検討が行われると紹介しましたが、この諮問委員会の開催に先立って、FDAの安全部門の担当者によるレビューなどが掲載された報告書とOTCの業界団体であるCHPA(Consumer Healthcare Products Association)の意見書が27日FDAのウェブサイトに掲載されました。 続きを読む


ジェネリック医薬品推奨マークGOLD

 日本ジェネリック医薬品学会(http://www.ge-academy.org/)では、ジェネリック医薬品に積極的に取り組んでいる医療機関・薬局に、ついて、「ジェネリック医薬品推奨マーク」を作成し、配布するする取り組みを行っていますが、 続きを読む


支払基金が、保険適応外薬の給付を認める事例を公表

 保険適応外についての診療行為について、保険を給付するかどうかの判断については、審査支払機関の審査に委ねられているのが現状ですが、その審査の透明性を高めるため、平成16年7月に「審査情報提供検討委員会」が設置され、保険適応外の事例についての検討が進められてきました。 続きを読む


高齢者に対して特に慎重な投与が求められる薬(Update)

 カナダNPOのCIHI(The Canadian Institute for Health Information)は、6年前よりも減少傾向にあるものの、高齢者のおよそに4人に1人がハイリスクな薬が処方されているというレポートをまとめ、13日発表しています。 続きを読む


たばこパッケージの健康警告デザインコンテスト

 2005年2月に発行された、たばこ規制枠組み条約によると、たばこのパッケージに記載される「警告表示」は、「たばこ包装の前面と裏面の50%以上を占めるべきであり、主たる表示面の30%を下回るものであってはならない」ということになっています。 続きを読む