地域薬局・薬剤師はプライマリ・ヘルス・ケアにいかに融合していくか(雑誌特集)の記事を更新しました
論文・報告あれこれ 2020年7月をアップしました
論文・報告あれこれ 2020年8月をアップしました

食品添加物と子どもの多動性

 いまや私たちの食生活に欠かせないものに食品添加物がありますが、このほど英国の研究グループが、お菓子や清涼飲料水などに含まれる着色料や保存料が、ADHDの症状の一つでもある多動性(hyperactive behaviour)と関連性があるとする論文をLancet に発表し、欧米では大きな話題となっています。 続きを読む


新医薬品産業ビジョン

 厚労省では2002年、国家戦略としての医薬品産業ビジョンである、「『生命の世紀』を支える医薬品産業の国際競争力強化に向けて~医薬品産業ビジョン~」(以下、前ビジョン)を策定し、今年で5年が経過していますが、国際的に魅力ある創薬環境・医薬品市場の実現及び医薬品産業の国際競争力を強化する観点から、今年、新たに「新医薬品産業ビジョン~イノベーションを担う国際競争力のある産業を目指して~」(以下、新ビジョン)を策定、30日公表しています。 続きを読む


プソイドエフェドリンの販売規制が決まる(英国)

 29日、MHRA(英国医薬品医療用製品規制庁)はプソイドエフェドリン及びエフェドリンの販売規制についてのPublic consultationの結果を発表し、今後2年間、これらのOTCの販売状況を見守り、POM薬(処方せん医薬品)への再分類は当面行わないと発表しました。 続きを読む


コデイン服用後の有害事象は遺伝子の型によって左右される

 米FDAは17日、授乳婦(nursing mothers)に対し、ごく稀ではあるが、コデイン服用後代謝の過程でできたモルヒネが乳汁に移行し、これを飲んだ乳幼児が呼吸抑制などの有害事象を起こす可能性があるとして、注意喚起を行っています。 続きを読む


乳幼児へのOTC風邪薬の有効性・安全性再検討へ(米FDA)

 米FDAは15日、医師の許可なしに2歳未満の子どもにOTCの鎮咳薬や風邪薬を使用しないよう注意喚起をするとともに、10月18日、19日に開催予定のNonprescription Drugs Advisory Committee(非処方せん薬諮問委員会)とPediatric Advisory Committee(小児科諮問委員会)との合同諮問委員会で、この問題についての検討を行うと発表しました。 続きを読む


在宅医療廃棄物、市町村による回収は進まず(環境省)

 環境省は、6日「在宅医療廃棄物の処理に関するアンケート調査」の結果を発表し、家庭から出る注射針、輸液バッグ、脱脂綿・ガーゼなどの在宅医療に伴い家庭から排出される廃棄物(在宅医療廃棄物)の収集や処理の実態が明らかになりました。 続きを読む


イエローカード副作用報告システムの現況(英国)

 1日、英国MHRA(医薬品医療用製品規制庁)とCHM(The Commission on Human Medicines:医薬品の有効性と安全性などを検討する専門家による委員会)は、“Drug Safety Update”の第1号を公表しました。 続きを読む


アバンディア、販売は継続(米国)

 以前、ロシグリダゾン(米国販売名:アバンディア)の心血管リスクについて紹介しましたが、この問題についての集中審議が30日の合同の諮問委員会(Endocrinologic and Metabolic Drugs Advisory Committee)で行われました。審議の結果、委員の23人中20人が心血管リスクを高めるとの判断を下す一方で、リスクとベネフィットのバランスからみて、販売は継続されるべきとする判断が22対1で下されました。 続きを読む


病院における薬剤師の業務及び人員配置に関する検討会報告書

 30日、第3回病院における薬剤師の業務及び人員配置に関する検討会が開かれ、報告書案が示されました。薬事日報によれば、この報告書案は大筋合意されたとのことです。 続きを読む


薬剤師の行政処分の在り方等に関する検討会報告書

 厚生労働省は7月31日、薬剤師の行政処分の在り方等に関する検討会が7月19日にまとめた報告書を公表しました。 続きを読む