論文・報告あれこれ 2025年4月をアップしました
地域薬局・薬剤師はプライマリ・ヘルス・ケアにいかに融合していくか(雑誌特集)の記事を更新しました

アジスロマイシンにQT延長の警告(米FDA)

 以前、アジスロマイシン(ジスロマック)でも他のマクロライド系抗生剤と同様にQT延長や心室細動など突然死をもたらす重大な副作用の可能性があるとした研究を紹介(TOPICS 2012.05.17)しましたが、米FDAは12日、心臓の電気的活動の異常な変化を引き起こす可能性があるとして、予防的措置として、ラベルにこれらについて、警告欄に記載させたと発表しています。 続きを読む


医薬品の使用と口腔乾燥症(NZ)

 薬剤の使用による口腔乾燥症(Dry Mouth)というと、抗コリン薬をすぐに頭に思い浮かベますが、ニュージーランド(NZ)当局 MEDSAFE が季刊で出す、Prescriber Update によれば、意外な薬剤でも報告があるようです。 続きを読む


非定型抗精神病薬と遅発性ジスキネジア(NZ)

 長期の抗精神病薬の使用による遅発性ジスキネジア(Tardive Dyskinesia)はよく知られている副作用ですが、ニュージーランド(NZ)当局 MEDSAFE が季刊で出す、Prescriber Update で、これまでの副作用報告の概要等が紹介されています。 続きを読む


医薬品ネット販売、半年以内に全面解禁を求める(規制改革会議)

  各紙が伝えているので既にご存じかと思いますが、内閣府の規制改革会議は8日、2月25日の会議で最優先案件と位置づけた「一般用医薬品のインターネット等の販売」について、半年以内に全面解禁を求めるなどとした見解をまとめ、発表しています。 続きを読む


最近の国内外の副作用等の報告状況

 本来なら、もっと前に紹介すべきところなのですが、今回はさぼってしまい今日になってしまいました。(もうすぐ次が出てきてまう) 続きを読む


ドンペリドンの安全性についてレビューを開始(欧州医薬品庁)

  EMA(欧州医薬品庁)のファーマコビジランス・リスク評価委員会(PRAC)が3月4-7日に行われ、新たにドンペリドン(ナウゼリン他)について、安全性のレビューを開始する、referral procedure(付託手続き)を行うと発表しています。 続きを読む


海外公的機関 医薬品安全性情報Vol.11 No.5

 遅れてしまいましたが、国立医薬品食品衛生研究所・安全情報部(http://www.nihs.go.jp/dig/jindex.html)は2月28日、医薬品安全性情報(海外公的機関 医薬品安全性情報)Vol.11 No.5を公表しています。 続きを読む


更年期のほてりへのパロキセチン、ガバペンチンは承認できない(FDA諮問委)

 適応外で更年期のほてりなどに最近使用されることがある、SSRIやカバベンチンについて、FDAの性と生殖に関する治療薬諮問委員会(Reproductive Health Drugs Advisory Committee)は、リスクがベネフィットを上回るなどとして、製薬会社からの申請のあった2製品について承認を支持できないとした評決を行っています。 続きを読む


OTC、添付文書まできちんと目を通す消費者は少ない?

 一般用医薬品のネット販売について調べていたら、1年ほど前にアップされた東邦大の報告がヒットしました。 続きを読む


医薬品ネット販売についての現時点における厚労省のスタンス

 もしかすると、もうご存知の方もいるかと思いますが、厚労省は1日、一般用医薬品のネット販売の1月11日の最高裁判決を受けて、都道府県などの衛生主管部(局)薬務主管課宛てに出された1月17日発出の通知文(事務連絡)を厚労省ウェブサイトにアップしています。 続きを読む