地域薬局・薬剤師はプライマリ・ヘルス・ケアにいかに融合していくか(雑誌特集)の記事を更新しました
論文・報告あれこれ 2020年7月をアップしました
論文・報告あれこれ 2020年8月をアップしました

一般用医薬品への転用の在り方などに関する質問主意書

 短期間の特別国会の間にエパデール関連で質問主意書が出ていたんですね。質問は民主党衆議院議員の柚木道義(ゆのきみちよし)氏が行っています。 続きを読む


医薬品ネット販売上告審、国敗訴で薬事法改正で対応か(Update)

 TOPICS 2012.12.21 でお伝えしましたが11日午後、医薬品のネット販売に関する上告審の判決が言い渡されました。 続きを読む


ゾルピデム、女性では低用量での投与が必要(米FDA)

米FDAは10日、不眠薬のゾルビデム(マイスリー他。米国では徐放品もある)について、使用患者の一部で運転などの影響が残る血中濃度が使用した翌日にも認められたとして、少用量での投与を勧告するアナウンスを行っています。 続きを読む


医療機関にまず受診していないとエパデールOTCは買えない

 なぜ、こういった話が日医の定例記者会見から初めて出てくるのか怒りがこみ上げます!

 まだ日医のHPには関連記事・資料は掲載されていませんが、9日の日医記者会見で、昨年末正式承認された(TOPICS 2012.12.28)エパデールOTCの購入条件などをまとめた いわゆるセルフチェックシートに、「このお薬の使用は医療機関を受診された方に限られます」という文言が加わることが明らかになったそうです。 続きを読む


海外公的機関 医薬品安全性情報Vol.11 No.1

 国立医薬品食品衛生研究所・安全情報部(http://www.nihs.go.jp/dig/jindex.html)は1月8日、医薬品安全性情報(海外公的機関 医薬品安全性情報)Vol.11 No.1を公表しています。  続きを読む


ADHDの子どもの睡眠障害とメラトニン(NICE off-label情報)

 TOPICS 2012.10.09 で紹介した、英国NICE(National Institute for Health and Clinical Excellence:国立医療技術評価機構)の未承認薬や承認外使用についてのエビデンス情報の第ニ弾です。 続きを読む


第3、4世代ピルの使用制限(フランス)

 年末年始で用事が立て込んでいたところに風邪をひいてダウンしていましたが、なんとか体調を戻しましたので、通常の更新ができそうです。毎年、クリスマス~年始にかけてのこの時期は各国とも目新しい話題は少ないのですが、ちょうど下記の情報が目に留まりました。 続きを読む


新年雑感

 新年あけましておめでとうございます。

 2012年もさまざまな出来事があった一年でしたが、個人的には近隣医療機関の突然の閉鎖、高得点による個別指導など想定外のことが重なり、全く不本意な一年でした。また、ネットの情報に頼りすぎて、基礎的な勉強や知識の習得を怠っていたのではないかと反省する一年でもありました。

 さて、昨年も本サイトには多くの方々に訪問を頂きました。旧サイト(暇を見て、記事をこちらにも少しづつ移動中)から通じて情報発信を開始して早10年目となりましたが、今年も訪問される方の期待に沿えるよう、私たちと関連の深い情報を中心にわかりやすく提供したいと思います。

 情報等の整理、海外報道の翻訳等には十分注意を払っておりますが、もし誤り等がございましたら、ご指摘頂ければと思います。また、ご意見・ご提言等ございましたら、是非メールまたは投稿のほどよろしくお願いします。

 また、昨年からはツイッターを開始し、気になった記事についてはツイートするようにしています。最新情報が気になる方はフォローの方をよろしくお願いします。(Facebook については現在検討中です)

 一方、地元の方におかれましては、今年も新しい薬物療法を学んだり、外部の講師を招くなど、さまざまな研究会を行いたいと思いますので、お近くの方は是非研究会へも足をお運びください。

 さて、今年2013年も薬局や薬剤師、くすりをめぐる注目の話題や課題はたくさんあります。

 その中で、特に頭に浮かんだもの次の5つの事項について、新年雑感として、皆さんに問題提起をしたいと思います。(分量が多いので記事を分割しますので、下記タイトルをクリックして下さい)

  1. 医薬品のネット販売について対応策の検討
  2. セルフメデフィケーションとOTC医薬品の活用について共通認識を持てるか
  3. 調剤医療費伸びへの圧力にどう対応するか
  4. 地域薬局の役割をPublic health の視点でもっと広くとらえるべきではないか
  5. その他 

エパデールOTCが正式承認、審査報告書も公開

 エパデールOTCが28日正式承認され、承認に関する審査報告書もPMDAに掲載されています。審査報告書では、これまで明らかにされなかった、一般用医薬品としてどのように使用されるか、また販売時に薬剤師がどう関与すべきかが示されています。 続きを読む


スイッチOTCについてオープンな議論を求める要望書

 エパデールのスイッチOTC薬化にあたっては、スイッチとしてどういうものが適当なのかというはっきりとした基準がないことや、セルフメデフィケーションとしてのスイッチの位置づけがあいまいだったことが露呈し、日医からも反発を招きましたが、このことに関する要望書が27日、新薬学研究者技術者集団(http://pha.jp/shin-yakugaku/)より新厚労大臣あてに提出されています。 続きを読む