論文・報告あれこれ 2025年4月をアップしました
論文・報告あれこれ 2025年3月をアップしました
地域薬局・薬剤師はプライマリ・ヘルス・ケアにいかに融合していくか(雑誌特集)の記事を更新しました

カルバマゼピンによる重症薬疹とHLA-B*3101

 スティーブンス・ジョンソン症候群(SJS)や、中毒性表皮壊死症(TEN)など、医薬品によるの重症薬疹については、近年発症を予測するバイオマーカーとして、Human leukocyte antigen(HLA)の遺伝子多型が注目されていますが、英医薬品庁(MHRA)は13日公表の Drug Safety Update で、HLA-B*3101 保有者においてもリスクが増加する可能性があるとして注意を呼びかけています。 続きを読む


後発医薬品等が薬価に収載(Update2)

 12月1413日付け官報で、後発品などの薬価が告示されました。インターネット版官報(http://kanpou.npb.go.jp/)の号外272号(5-13ページ)で閲覧できます。 続きを読む


抗うつ薬とQT延長/TdPのリスク(NZ)

 先月の論文・報告あれこれで既に紹介しましたが、ニュージーランドのMEDSAFEと医薬品副作用委員会(MARC)がこのほど抗うつ薬とQT延長に関するレビュー結果をまとめ、その概要について、Prescriber Update で、紹介しています。 続きを読む


副腎皮質ステロイドの使用と筋骨格系有害事象(NZ)

 長期の副腎皮質ステロイド(以下ステロイド)の使用による骨粗鬆症、腱障害(tendinopathies)はよく知られている副作用ですが、ニュージーランド(NZ)当局 MEDSAFE が季刊で出す、Prescriber Update で、これまでの副作用報告の概要等が紹介されています。 続きを読む


バレニクリン(チャンピックス)更新情報(米FDA)

 米FDAは12日、バレニクリン(チャンピックス、米名:Chantix)に関する安全性情報を発出しています。 続きを読む


セルフケアのための小児ぜん息治療薬吸入実践テキスト

 独立行政法人環境再生保全機構は、このほど最新の診療ガイドラインに基づき、ぜん息の病態や治療方法、ぜん息治療薬の種類・効能、各吸入器の正しい吸入方法、間違いやすいポイント(チェックポイント)などを紹介した教材を作成し、喘息などの情報を提供しているサイト「大気環境・喘息などの情報館」(http://www.erca.go.jp/yobou/)に掲載しています。 続きを読む


実践社会薬学の確立と発展に資する薬剤師養成プログラム(千葉)

 千葉県内の関係者であれば既にご存知かもしれませんが、日経11日配信の記事が目に留まりました。 続きを読む


地域薬局の青写真(PGEU)

 欧州の地域薬局の団体の連合体(?)のPGEU(The Pharmaceutical Group of the European Union)(http://www.pgeu.eu/)、このほど地域薬局の役割の将来像をまとめたBlueprint(青写真)を発表しています。 続きを読む


イブプロフェンの50年

  前記事との関連記事というわけではありませんが、医学雑誌の最新号をチェックしていたら、出てきた International Journal of Clinical Practice 誌の特集号です。(しかもオープンアクセス) 続きを読む


運動前のイブプロフェンの服用は小腸にも有害(海外研究)

 スポーツ選手の間で、鎮痛薬が広く常用されていることは以前紹介(TOPICS 2012.06.06)しましたが、運動選手などが、痛み対策などで運動前にイブプロフェンを服用すると胃腸障害だけではなく、小腸にも障害を及ぼすとする研究結果が発表されています。 続きを読む