論文・報告あれこれ 2025年4月をアップしました
地域薬局・薬剤師はプライマリ・ヘルス・ケアにいかに融合していくか(雑誌特集)の記事を更新しました

ニコランジルによる潰瘍はさまざまな粘膜で発現しうる

 日本でも狭心症などに広く使われているニコランジル(シグマート)ですが、重大な副作用として、「口内潰瘍、舌潰瘍、肛門潰瘍、消化管潰瘍」が記載されていることは皆さんもご存じだと思います。20日、これらの潰瘍が、性器や膣などのあらゆる粘膜でも発生しうるとした安全性情報が、フランス保健製品衛生安全庁(afssaps:agence française de sécurité sanitaire des produits de santé→現在はANSM)より発出されています。 続きを読む


論文・報告あれこれ 2012年3月

 今月のちょっと気になった論文や報告などです。誤りがあったらご指摘下さい。月ごとにまとめて随時追加する予定です 続きを読む


海外公的機関 医薬品安全性情報Vol.10 No.6

 国立医薬品食品衛生研究所・安全情報部(http://www.nihs.go.jp/dig/jindex.html)は3月15日、医薬品安全性情報(海外公的機関 医薬品安全性情報)Vol.10 No.6を公表しています。  続きを読む


5α-還元酵素阻害薬、処方前に泌尿器系チェック必要(カナダ)

 ヘルスカナダは19日、前立腺肥大症治療薬として使用されている5α-還元酵素阻害薬(5-ARIs)のフィナステリド(本邦で低用量のものがプロペシアとして販売)、デュタステリド(アボルブ)について、 高グレード前立腺がん(High-grade prostate cancer)の発症リスクが増大する可能性があるとして、安全性情報を発出しています。 続きを読む


2012 Beers Criteria(Update)

 ほとんど報道がなかったので今まで気づかなかったのですが、あの Beers Criteria(Beers リスト) の2012年版が公表されています。 続きを読む


調剤ポイント問題、ドラッグストア協会がツイッターで意見収集

 10月からの禁止が官報で告示された調剤ポイント問題ですが、日本チェーンドラッグストア協会(http://www.jacds.gr.jp/)がウェブサイトで自らの主張を開始しています。 続きを読む


支払基金が、保険適応外薬の給付を認める事例を公表

 社会保険診療報酬支払基金(http://www.ssk.or.jp/)は16日、第10次審査情報提供事例として、薬剤関係37事例を追加したと発表しました。 続きを読む


体験談で禁煙キャンペーン(米国)

 米疾病対策センター(CDC)は15日、喫煙者の体験談などを中心としたたばこに関する教育キャンペーン”Tips From Former Smokers”を開始すると発表しています。 続きを読む


国民生活安全対策委員会答申(日医)

 日本医師会(http://www.med.or.jp/)は14日の定例記者会見で、『国民の健康で安全な生活』の確保に向け、医師会として何をすべきか、何「ができるかなどについてまとめた、国民生活安全対策委員会の報告書を公表しています。 続きを読む


生保医療扶助、一旦は後発医薬品の使用を求める

 すでに一部報道でご存じかと思いますが、1日開催された社会・援護局関係主管課長会議で、後発医薬品の利用促進などの生活保護における医療扶助の適正化に向けた取り組み案が示されています。 続きを読む