Tag Archives: HPVワクチン

HPVワクチン導入で、ティーン女子の感染率が大幅減(米国)

 日本では現在、接種の積極的な勧奨が一時見合わせになっているHPVワクチン(子宮頸がんワクチン)ですが、米国では、2006年のワクチン導入から4年で、14~19歳女子の感染率が大幅に減ったとするCDCの研究者にによる調査結果が J Infect Dis.誌に掲載され、話題になっています。 続きを読む


子宮頸がん予防ワクチン、積極的には勧めないって?

 14日の夜からあちこちのメディアで報じられているので既にご存じかと思いますが、厚労省は14日開催された予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会/薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)における議論を踏まえ、子宮頸がんワクチン(正式には、HPVワクチンですが、今回の記事はこちらで統一します)の「積極的な勧奨は一時見合わせ」(この表現が適切かと考えました)とする意見をまとめ、自治体に通知を行っています。 続きを読む


HPVワクチンは尖圭コンジローマ予防に有用(豪州)

 論文と紹介WEB記事についてツイートしたところ、リツイートがあまりにも多かったので記事にしました。この分野はあまり得意でなく、おそらく他のメディアが取り上げるとおもうので、それまでのつなぎ程度で参考にして下さい。 続きを読む


ガーダシルの男児への接種を勧奨(CDC予防接種諮問委)

 各紙によれば、米国疾病対策センターの予防接種実施諮問委員会(ACIP:the Advisory Committee on Immunization Practices of the Centers for Disease Control and Prevention)は25日、HPVワクチンのガーダシルについて11~12歳への定期接種の勧奨を評決したそうです。 続きを読む


HPV、Hib、肺炎球菌ワクチンによる副反応の報告状況

 平成22年度の国の補正予算で、地方自治体における子宮頸がん予防ワクチン・ヒブ(ヘモフィルスインフルエンザ菌b型)ワクチン・小児用肺炎球菌ワクチンの接種事業への財政支援(1085億円)が決まり、今後これらワクチンの接種者拡大が想定されますが、6日に開催された厚労省の検討会で、これら3ワクチンの販売開始以降の副反応の報告状況が報告されています。 続きを読む